NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/1


竹生島 Chikubu-shima Chikubu Island

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 竹生島(ちくぶしま)は、滋賀県長浜市にある、琵琶湖の北部に浮かぶ面積0.14平方km、最高標高197mの島である。国指定名勝および国指定史跡。
 葛籠尾崎(つづらおさき)の南約2kmに位置する。全島が針葉樹で覆われており、琵琶湖八景の一つにも数えられている。また能や平曲、近世邦楽でも取り上げられている。
 古来より信仰の対象となった島で、神の棲む島とも言われる。南部には日本三大弁天のひとつ竹生島神社と、西国三十三箇所三十番札所の宝厳寺(本尊は大弁財天)がある。
 島の周辺は深く、西側付近は琵琶湖最深部である。北の葛籠尾崎との間には湖底遺跡があり、水深70mほどの湖底から多数の土器が引き揚げられている。
 竹生島は、古い歴史と神話を持つ、伝統ある島である。
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2007/1/25


伊賀焼 Iga-yaki Iga Porcelain Ware

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 伊賀焼は、三重県伊賀市の丸柱で焼かれる伝統工芸品である。
 伊賀は、平安時代末期から焼き物の産地として発展し、室町時代末期〜桃山時代に侘び茶が広まると、個性的な伊賀焼は茶の道具として注目されるようになった。
 主として伊賀国を治めた筒井定次や藤堂高虎が茶人であったことから、伊賀焼は茶の湯のセンスや心遣いを巧みに取り入れている。
 伊賀焼は伊賀で取れる粘土を使用するのが特徴である。伊賀地方は約700〜300万年前には琵琶湖の底にあり、その時代に堆積したものが現在良質の粘土として採取されている。
 土と炎による変化が生み出す整然とした造形に、手を加えることによって生まれる「破調の美」。
 伊賀焼は、日本人だけが見出し、敏感に受け止めることができる焼き物の美しさを、最も純粋に表しているのである。
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