NIPPON Kichi - 日本吉

記事数118件: 1~8 件表示     >>     >|  

2008/10/1


延岡城址 Nobeoka-jyou-shi 

Jp

 延岡城址は宮崎県延岡市東本小路にある城跡である。
 延岡城は、慶長八(1603)年、高橋元種が五ヶ瀬川と大瀬川に挟まれた丘陸地帯に築城した。当時いよいよ銃器による戦が力を見せ始めた頃であり、それに対する策として有名な「千人殺し」の石垣は高さ22メートルあり、本丸への侵入を防ぐために作られた。
 明治三(1871)年に破城令により、ほとんどが取り壊されてしまったが、石垣等は残された。
 現在この城跡は公園として整備されており、園内には日本三大やぶつばき群があり、10月下旬から4月まで色とりどりのやぶつばきが開花する。また、桜の名所でもあり、アメリカ・マサチューセッツ州メドフォード市(姉妹都市)から寄贈されたものや、300本からなるソメイヨシノの桜が春になると一斉に花を咲かせる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/9/11


一目千本桜 Hitomesenbon-zakura 

Jp

 春、宮城県の大河原町から柴田町にかけて流れる阿武隈川の支流・白石川沿いは、桜の回廊になる。
 古木、若木と合わせて1000本を超すソメイヨシノが8kmに渡って連なり、文字通り「一目で千本見える」ことから一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)と名付けられた。
 この桜の木々は、地元出身で東京で成功した高山開治郎という実業家が大正時代に苗木を寄付し、自らも植樹したのが、この桜の名所のはじまりである。
 桜の頃は、遠くに見える蔵王連峰にはまだ雪が残る。白石川の先には、こちらも桜が咲き誇る船岡城址公園があり、町中が一面の桜色に染まる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します

keywords :


2008/9/5


正法寺古墳 Shoubouji-kofun 

Jp

 正法寺(しょうぼうじ)古墳は、正法寺裏山にある西三河地方最大の前方後円墳で、全長が95メートルほどあり、保存状態がよい墳丘として知られる。昭和一一(1936)年に国の史跡に指定されている。
 三段に築かれた墳丘斜面には葺石(ふきいし)が敷き詰められ、各段には円筒埴輪が並べられていたようである。三河湾に面した構造であることや、整った形の古墳であることから、この古墳に葬られた人は畿内政権と関係の深い有力者だと推定される。出土品である円筒埴輪や墳丘の形態から、古墳時代の中期に築かれたものと考えられている。
 古墳周辺は現在、公園として整備されている。春には桜の名所として知られ、開花時期には多くのお花見客で賑わう。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/8/28


三河 足助飯盛山城 Mikawa Asuke-iimoriyama-jo 

Jp

 三河(みかわ)の足助飯盛山城(あすけいいもりやまじょう)は、愛知県豊田市にある城跡である。
 飯盛山は春は桜、秋は紅葉の名所である。香嵐渓にあり、山麓の香積寺は足利氏の居館跡で、土塁が残っている。
 飯盛山城は、足助重長によって治承年間(1177~1181)に築かれ、以後足助氏代々の居城となった。足助氏没落後は、鈴木氏がこの地を支配し、飯盛山城と足助城を併用して本城とした。
 この飯盛山城を本城に、真弓山城、臼木ヶ峯城、大観音城、城山城、成瀬城、黍生城の6支城を、足助七城という。
 現在、主郭部は3段の曲輪から構成されており、飯盛山頂上にある。他に大小の曲輪群が配置されており、昔日の姿を残している。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/8/13


桜(サクラ) Sakura 

Jp

 言わずとしれた日本の春の象徴、桜。日本で最も有名な花である。
 「サクラ」の名称の由来は、一般的に「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされる。また他説として、春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)だからとされるとも考えられている。
 風流事を称して「花鳥風月」というが、日本の古典において単に「花」と言えば桜のことを指す。桜は、俳句の世界では古くから春の季語として用いられ、江戸時代の俳人・松尾芭蕉は次の句を詠んでいる。
「さまざまの事おもひ出す桜哉」
 開花時期には、大勢の花見客が桜の名所を訪れる。短い開花だからこそ、散る花の艶やかな美しさがきわだつ桜。古来より愛されてきた、日本人の心の原風景である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




月蔵山 Gatsuzou-Zan 

Jp

 月蔵山(がつぞうざん)は、長野県伊那市高遠町にある標高1192mの山である。伊那谷で一番広い高遠と与地の間を望み、後方には中央アルプスの山並みが全て見廻せる。
 天文一四(1545)年、武田信玄が当時の領主諏訪頼継を攻め破り、高遠城を築いたとされる。西側山麓の西に突き出した台地上に城趾は存在する。南に三峰川、北から西にかけて流れる藤沢川を見下ろす天険の地であり、彼方に中央アルプス駒ヶ岳を望む。元和七(1622)年、武田信虎の墓が月蔵山中腹に移された。
 文化九(1812)年、月蔵山から高遠城内に水を引くために焼かれた土管が高遠焼の起源で、その後高遠藩の御庭焼きとなった。
 春には高遠城址の満開になった見事な桜を見下ろせる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/8/11


大安寺 しだれ桜 Daian-ji Shidare-zakura 

Jp

 大安寺(だいあんじ)は、愛知県豊田市大野瀬町中貝戸にある曹洞宗の寺である。伝承によると、寛永元(1624)年、竜光院(りゅうこういん)の末寺として創建され、長松山大安寺と称した。
 大安寺のしだれ桜は、瑞龍寺(ずいりゅうじ)の物と並び、大野瀬町を代表する大きく美しい桜であり、樹齢250年と推定される大木である。町の天然記念物に指定されている。
 見頃は毎年4月中旬ぐらいで、大安寺に行くまでにも立派な桜並木があり、観光客の目を楽しませてくれる。
 飯田街道沿いから遠く、川の対岸に見る桜も見事なもので、旬の時期には綺麗に枝づくしだれ桜が華麗に咲き乱れる。
 大安寺のしだれ桜は、地域を潤す優雅な大樹である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




冨士山 Tomisu-yama 

Jp

 冨士山(とみすやま)は、愛媛県大洲市菅田町、大洲盆地中央にそびえる標高320mの山である。
 その姿が富士山に似ている所から冨士山と呼ばれており、頂上からは大洲盆地、四方の山々、そして蛇行する肱川の流れを一望できる、素晴らしい眺望を誇る。山頂付近は公園として整備され、展望台、東屋、ちびっこ広場、キャンプ場などがある。
 8合目から山頂にかけては、春になると例年6万3000本のツツジが一帯をピンク色に染める、広大なツツジ公園になっている。この公園は西日本一とも言われており、毎年4月下旬~5月にかけて、ツツジまつりが開催され、約5万人の観光客が訪れる。
 また、約3000本の吉野桜も植えられており、3月下旬~4月上旬まで、観光さくらまつりも開催されている。
 冨士山は、美しい眺望とツツジ、桜で知られる山である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数118件: 1~8 件表示     >>     >|  
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter