谷野剛惟(人間国宝) Tanino Takenobu
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1935(昭和十)年、兵庫県生まれ、名塩雁皮紙(なじおがんぴし)の人間国宝(重要無形文化財保持者)。
49年、谷野徳太郎に師事、83年、名塩紙技術保存会理事就任、2002年、人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定。
名塩雁皮紙は別名「泥入り間似合い紙」とも言われる襖用紙であり、雁皮を原料として、西宮市名塩近辺で取れる鉱物の粉末を混ぜて漉かれる。
特徴として耐火性に優れているため、城郭、寺社の襖などに使用され、貴重な文化財を保護している。
氏はこの紙の作成方法である溜漉きや板干しなどの古伝の技法を受け継ぎ、間似合紙、鳥の子、箔打紙などの多くの種類を作成できる唯一現役の職人であり、現在に伝統を継承している。
49年、谷野徳太郎に師事、83年、名塩紙技術保存会理事就任、2002年、人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定。
名塩雁皮紙は別名「泥入り間似合い紙」とも言われる襖用紙であり、雁皮を原料として、西宮市名塩近辺で取れる鉱物の粉末を混ぜて漉かれる。
特徴として耐火性に優れているため、城郭、寺社の襖などに使用され、貴重な文化財を保護している。
氏はこの紙の作成方法である溜漉きや板干しなどの古伝の技法を受け継ぎ、間似合紙、鳥の子、箔打紙などの多くの種類を作成できる唯一現役の職人であり、現在に伝統を継承している。
- 住所
- 669-1147 兵庫県西宮市名塩2-2-23
- 名前
- 谷野剛惟(人間国宝)
- 電話
- 0797-61-0224