NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/26


高昌寺(楠木寺) Koushou-ji(Kusunoki-dera) 

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 七堂伽藍(しちどうがらん)が整った地方きっての名刹、高昌寺(こうしょうじ)は、室町時代嘉吉元(1441)年に創建された曹洞宗のお寺である。文政七(1824)年の本堂建立の際、材料に楠材を多く使ったことから伊予の「楠木寺(くすのきでら)」とも呼ばれている。
 釈迦入滅の日とされる三月一五日には毎年釈迦の法要「涅槃会(ねはんえ)」として「涅槃まつり」が行われる。二〇〇年の歴史を持つこの祭りでは美しい稚児(ちご)行列も行われ、内子の春の名物行事として知られている。
 平成一〇(1998)年に建立された、長さ一〇m、重さ二〇〇トンの、日本一巨大な石造涅槃仏にも参拝者が多く集まる。
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2007/3/5


ねはん像 Nehan-zou Statue of the Reclining Buddha

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 ねはん像のある江東寺は、永禄元 (1558) 年に有馬氏の菩提寺として創建されましたが、島原城の完成に伴って島原に移され、松倉家の菩提寺となりました。現在の寺域は寛政2年に再興されたもので、再建を祝って奉納された刺繍絵の「釈迦ねはん図」(島原市指定文化財)に因み、昭和32年にねはん像が建立された。
 大きさにして全身8.6メートル、高さ2.12メートル。ねはんとは、煩悩の火を焼きつくして智恵が完成した悟りの境地を指す言葉であるが、釈迦の入滅を表現する言葉としても用いられている。
 このねはん像は、釈迦が故郷に近いクシナーラの沙羅双樹の下、臨終の間際まで弟子たちに懇切な説法を続けている姿を模したもの。足の裏には、大法輪の相(仏足石)が刻まれ、頭部には、信者による写経一万巻が納められている。
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2007/1/8


徳島 霊山寺 Tokushima Ryouzenji Tokushima Ryozenji Temple

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 霊山寺は、徳島県鳴門市にある真言宗高野派の寺である。本尊は釈迦如来。四国霊場第1番礼所。
 聖武天皇の勅願により、天平のころ行基菩薩が開基した。弘仁6(815)年、弘法大師が21日留まって修法し、四国に88力所の霊場を開くことを祈願した。この間釈迦如来を刻み、第一番の霊場としたと伝える。
 その後大師は四国の地に大日如来の胎蔵界曼荼羅の道場を求め、各国をそれぞれ発心、修行、菩提、涅槃の道場とし、88力寺をこの道場の中に開いた。
 霊山寺は、天正年間の兵火、明治24年の災火を遇ったが、その後建物は再建され、一番にふさわしい立派な伽藍となった。
 今では「一番さん」と親しまれる四国88か所霊場巡りの出発点であり、一年中白装束に菅笠を被ったお遍路さんで賑わっている。
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