NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/24


北海道 賀老の滝 Hokkaidou Garou-no-taki The Garo Waterfall

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賀老(がろう)の滝は、北海道島牧郡島牧村にある大瀑布。道南の最高峰、標高1520mの狩場山に降る雨を集めて流れる千走(ちはせ)川が作り出した滝で、日本の滝百選にも選ばれている。別名、飛龍とも呼ばれる。
 35mの幅をもち、70mの高さから一気に水が流れる豪快な滝だ。これほど大きい滝なのに、滝つぼがなく、水は直接滝下の大岩にぶつかり、周囲一面にダイナミックに水しぶきを飛ばす。
 滝つぼについては「お宝伝説」が残る。松前藩が国替えの際に金銀財宝を幕府に没収されるのを恐れて滝つぼに埋めたために滝つぼがなくなった、というものだ。
 滝の近くには、川の縁の岩の割れ目から「ドラゴンウォーター」(竜神様の御神水)と名づけられた炭酸水が湧き出ている場所もあるそうだ。
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2007/7/24


佐久間ダムまつり Sakuma-damu-matsuri Sakuma Dam Festival

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 佐久間ダムまつり(さくまだむまつり)は、静岡県浜松市天竜区佐久間町にて毎年10月最終日曜日に行われる祭りである。
 ダム建設の殉職者の霊を慰め、ダム永年の繁栄を祈るお祭りとして始められた。
 まつりでは、皇居のお堀に住んでいた緋鯉と真鯉を、守護神としてこのダム湖に放流したことにちなみ、「竜神渡御」と「竜神の舞」が行われる。
 「竜神の舞」は、長さ約15m、重さ約60kgもある竜神を、いなせな半纏に鉢巻き姿の7人衆が自由自在に操って見せる舞で、竜神の胴体は鯉の鱗になっており、大変珍しいものとされる。
 ほかにも、さくま飛龍太鼓や、ダム湖上では手投げ孔雀花火、湖畔の広場ではお楽しみ会や大道芸、そばの早食い競争、景品付き投げ餅大会などが開催され、地元特産品の展示販売も行われる。
 佐久間ダムまつりは、地元に密着した、迫力ある祭りである。
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2007/2/2


手取峡谷 Tedori-kyoukoku Tedori Gorge

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 石川県最大の河川、手取川の流れが鳥越村付近で作った峡谷。
 手取川の上・中流域では急流が狭い河岸段丘を刻み、何千年もの時をかけて造った深い溝のような谷が続く。
 その長さは手取川の吉野谷村下吉野から白山下までの約八キロメートル。そして絶壁の深さは二〇から三〇メートルにもなる。
 猛々しい岩と岩の間を、清流が駆け抜け、と思えば翡翠色の淵でとうとうと水の豊かさを誇示している。
 威風堂々たる自然と時間の力に心が衝かれる。
 御仏供杉、飛龍岩、不老峡、五色滝、綿が滝と変化に富んだ八キロの峡谷である。
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