岩槻城址公園は、埼玉県さいたま市岩槻区にある、岩槻城址を中心に造られた公園である。
　岩槻城は１４５７年、扇谷上杉持朝が古河公方足利成氏を牽制する為、太田道真・太田道灌父子に命じて築城されたとされていた。
　しかし近年、１４７８年に古河公方方の成田自耕斎（正等）などが築城したと記述された史料が発見され、こちらが有力視されている。
　自然林に囲まれた起伏の多い公園で、岩槻城の土塁が今も現存しており、園内の菖蒲池には朱塗りの八ツ橋がかけられている。
　約８００本の桜が咲く県内有数の桜の名所であり、スイレンの名所としても有名である。
　岩槻城址公園は、桜まつり、流しびな、人形供養祭など四季を通じて色々な催しに触れることが出来る、歴史と自然に溢れる公園である。