NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/11


白銀崎 Shirogane-zaki 

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 宮城県北東部、太平洋に突き出ている雄勝半島の南端にある岬が、白銀崎(しろがねざき)である。
 「みやぎ新観光名所百選」にも選ばれた、豪壮な男性美を誇るリアス式海岸。そこに寄せては砕ける波と荒ぶる岸壁が広がり、四季を通じて雄大な自然を見せてくれる。
 奥松島にも比較的近いため、シーズンになれば多くの観光客が景勝を求めて訪れる。
 岬に立てば、そこで待っているのは太平洋の深い海の碧と、砕ける波の白との、壮大な自然のコントラスト。点在するリアス式海岸が生み出した奇岩群もまた、良いアクセントを与えてくれる。
 更に目線を遠くに向ければ、太平洋に浮かぶ霊島、金華山の雄大な姿も見ることができ、時間さえ合えば、金華山と太平洋を背景に、沈み行く夕日が演出する情景に、思う存分その身を浸すことができるだろう。
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2007/9/7


泊浜尾崎神社 Tomari-hama-osaki-jinja 

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 泊浜尾崎神社(とまりはまおざきじんじゃ)は宮城県歌津市の泊崎半島の南端、歌津崎、別名尾崎に建てられている神社である。
 奥州に落ちのびた源義経が、神仏の来臨を請うために建てられたのが尾崎神社といわれている。
 神社は尾崎の突端にあり、参道の周囲は老松に覆われている。岸壁にひっそりと佇む風景は独特のものがあり、強い海風に向かいながら海を眺めると、義経の尾崎神社への思いの強さが伝わってくるようである。
 眼下に見える、断崖や岩礁に打ち寄せる波しぶきの様は豪快であり、 天気の良い日には遥か向こうに金華山を望むことができる。
 尾崎神社には、岩手県南部地方から伝わったとされる「虎舞」とよばれた独特な獅子舞が残されている。現在では社殿改築などの大きな業を行った年の例祭などで奉納され、その舞を見ることができる。
 
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2007/8/6


神越渓谷 Kamikoshi-keikoku Kamikoshi Gorge

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 神越渓谷(かみこしけいこく)は、愛知県豊田市御内町にある全長7kmの景勝地である。
 観光客で賑わう香嵐渓(こうらんけい)の上流にあり、訪れる人も少なく、森を渡る風や水音だけが聞こえる秘境となっている。
 渓谷は、自然の川を利用した管理釣り場ともなっていて、神越渓谷ます釣り場は、所々に大岩や、落ち込みがあり、強い瀬、ゆるやかな淵などさまざまで、渓流釣りの醍醐味が味わえる数少ない管理釣り場と言われている。
 また、5月中旬~6月上旬には川サツキが花開き、巨岩の上に稀にセツコクが着生することがあり、その美しさは目を引く。
 巨岩奇石が積み重なって連なる中を、清流が水しぶきをあげながらほとばしっており、ところどころに紺碧をたたえる淵も存在する。
 神越渓谷は、真夏でも長く水につかることのできないほどの冷たい水が流れる名勝である。
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2007/7/30


暗門の滝 Anmon-no-taki 

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 暗門の滝(あんもんのたき)とは、青森県南西部より秋田県北西部の一三万ヘクタールにまたがる山、世界遺産である白神山地の東側に流れる暗門川に位置する3つの滝のことである。
 訪れた人々は、入り口から第三の滝、第二の滝、第一の滝と順に訪れることができる。
 通常、こういった滝は、川下から一、二、三と数えるが、これらの滝は、川上から一、二、三と数える特徴がある。これは江戸後期の紀行家、随筆家であった菅江真澄(すがえますみ)が、山頂から滝を数えたためと言われている。
 当時、津軽藩では、薬を作るために滝の上でケシの栽培をしていた。そのため、一般の人々が観光目的で訪れないよう、元々「安門の滝」とされていた文字を、印象を貶める意味で「暗門の滝」とわざわざ名前を変えたと伝えられている。
 滝の高さは第一の滝落差四二メートル、第二の滝三七メートル、第三の滝二六メートルと、 全ての滝の規模は大きく、心地よい水しぶきをあげており、涼しさを感じることができる。
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2007/7/10


白扇の滝 Hakusen-no-taki The Hakusen Waterfall

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 白扇(はくせん)の滝は、北海道恵庭市にあるラルマナイ自然公園内にある3つの瀑布のうちの一つ。
 同公園内を流れるラルマナイ川本流にかかる、高さ15m、幅18mになる迫力ある滝だ。
 板状節理の河床を扇状に広がりながら、豪快に落ちるというよりも滑るように流れていく美しい飛瀑を見せてくれる。
 そうして生み出される水煙と水泡が滝を真っ白に見せることから白扇と名付けられたといわれる。
 春夏秋とシーズンを通して楽しめる滝であり、春には雪解けの増水でその白い扇の舞いは迫力もいっそう増し、滝の魅力を一段と引き立たせてくれる。
 新緑の季節になれば青々と茂った広葉樹が、雄大な滝の放つ水しぶきや涼しげな水音と相まって、すがすがしい清涼感をかもし出してくれる。
 そして秋も深まるころには、ヤマモミジやカエデなどの赤や黄色の色様々な紅葉が、絹のような瀑布に織り込まれ、美しい錦を見せてくれるに違いない。
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2007/7/4


糸毛の滝 Itoge-no-taki 

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 糸毛の滝(いとげのたき)は、北海道上川郡下川町二の橋にある、名寄川支流のポンモサンル川にかかる、落差10m、幅7mの滝である。
 二の橋を過ぎ、早川橋左折林道に入るとまもなく二股を左折、左沢の川から遡行すると、ほどなく裾を広げながら流れ落ちるこの滝に出会える。
 水源が深い森に覆われていて、小さいながらも水量は安定している滝である。
 気軽に行けるのも良く、一の橋から二の橋にかけての名寄川では、釣りも楽しめる。
 巨岩の間を流れ落ちる美しい清流で、季節によっては勢いよく水がおちて来る。
 日が照っている時は、しぶきがきらきらと輝き、とても美しい。
 糸毛の滝は、落ち着いた風情が心地よい、静かな滝である。
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2007/6/29


晨光の滝 Shinkou-no-taki 

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 晨光の滝(しんこうのたき)は、北海道名寄市智東にある落差5m、幅3mの滝である。
 昭和六三(1988)年に発見された新しい滝で、朝日の光のように美しい事から、当時の名寄市長により命名されたという。
 天塩川の支流でピヤシク山系から流れ出す吉野川の上流にあり、比翼の滝とは兄弟滝となる。
 比翼の滝より約1km上流にあり、滅多に人が訪れないのでワイルドさに溢れている。
 滝は、ウッドチップが敷かれた遊歩道が川の淵まで続いていて、徒歩で下まで降りる事が出来る。
 吉野川の川音だけが響く沢奥に滝壺が深いグリーン色に輝き、水量豊富な水流で、轟音と共に水しぶきが立ちこめる。
 下流の吉野川沿いには駐車場や遊歩道があり、野鳥や植物の観察も楽しむことが出来る。
 晨光の滝は、豪快で勇壮な瀑布である。
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敷島の滝 Shikishima-no-taki 

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 敷島の滝(しきしまのたき)は、北海道上川郡東川町の天人峡温泉にある落差20m、幅60mの滝である。
 天人峡は大雪山麓の小さな温泉郷で、忠別川に落ちる羽衣の滝が有名であるが、本流に懸かる敷島の滝とあわせて訪れる事が出来る。
 羽衣の滝から20分ほど歩くと、東洋のナイアガラといわれる「敷島の滝」がある。
 高さはあまりないが、本流に懸かるだけに圧倒的な水量とダイナミックな峡谷美があり、その姿は圧巻の一言。真夏でも滝からの水しぶきで大変涼しく、森林浴には最適のコースとなっている。
 滝までの歩道が、岩を避けて川渕を歩かなければならないような場所もある為か、訪れる人は少ないが、辿り着いた者は労力以上の光景に出会える。
 敷島の滝は、轟音と共に落ちるさまが迫力満点の瀑布である。
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