高知 大文字の送り火 Kouchi Daimonji-no-okuribi
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「土佐の小京都」と呼ばれる旧中村市。その夏を締めくくる風物詩が、毎年旧暦七月十六日に行われる「大文字の送り火」。
応仁の乱を避け、土佐へ下向し中村に京都さながらの町を築いた前関白の一条教房。この送り火はその息子である房家が、京都を懐かしみ、父と祖父・兼良の霊を慰める意味も込めて始めたとされている。
山の斜面には縦横25メートルの大きさの「大」の字形の溝が掘られ、当番の住民が周囲の雑草を刈り、たいまつを配置。花火を合図に点火されると、炎が山肌をなぞり、「大の字」が、筆順の通りに浮かび上がる。
真っ赤な炎が夜空一面を彩り、およそ30分間の炎の宴に大勢の見物客は過ぎゆく夏を惜しみつつも、一時の熱気に酔いしれる。
応仁の乱を避け、土佐へ下向し中村に京都さながらの町を築いた前関白の一条教房。この送り火はその息子である房家が、京都を懐かしみ、父と祖父・兼良の霊を慰める意味も込めて始めたとされている。
山の斜面には縦横25メートルの大きさの「大」の字形の溝が掘られ、当番の住民が周囲の雑草を刈り、たいまつを配置。花火を合図に点火されると、炎が山肌をなぞり、「大の字」が、筆順の通りに浮かび上がる。
真っ赤な炎が夜空一面を彩り、およそ30分間の炎の宴に大勢の見物客は過ぎゆく夏を惜しみつつも、一時の熱気に酔いしれる。
- 住所
- 高知 大文字の送り火
- 名前
- 四万十川