天童将棋駒 Tendou-shougigoma
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山形県天童市で江戸時代から受け継がれてきた伝統工芸が、天童将棋駒(てんどうしょうぎごま)である。将棋駒は殆どが天童市とその周辺の市でつくられ、全国の約九五%の生産量を占める。
天保二(1831)年、織田藩が天童に城を移し、旧天童藩士が財政に困難を極めていたときに、家臣の内職として将棋駒づくりを奨励したのがはじまりといわれる。
当時、武士が内職を営むことはさまざまな反対もあったが、織田藩の用人職であった吉田大八(よしだだいはち)は、将棋は兵法戦術に通じるものがあるとの考えから、駒づくりをすることも、これで遊ぶことも、武士の面目を傷つけるものではないとして、その製造法を広く紹介したといわれる。
将棋駒にちなんだ行事も各種開かれ、武者の格好をして大きな将棋の駒を携え、自らが駒となって将棋を打つという「人間将棋」は、四月におこなわれる天童市の一大イベントとなっている。
天保二(1831)年、織田藩が天童に城を移し、旧天童藩士が財政に困難を極めていたときに、家臣の内職として将棋駒づくりを奨励したのがはじまりといわれる。
当時、武士が内職を営むことはさまざまな反対もあったが、織田藩の用人職であった吉田大八(よしだだいはち)は、将棋は兵法戦術に通じるものがあるとの考えから、駒づくりをすることも、これで遊ぶことも、武士の面目を傷つけるものではないとして、その製造法を広く紹介したといわれる。
将棋駒にちなんだ行事も各種開かれ、武者の格好をして大きな将棋の駒を携え、自らが駒となって将棋を打つという「人間将棋」は、四月におこなわれる天童市の一大イベントとなっている。
- 住所
- 994-0013 山形県天童市老野森1-3-28
- 名前
- 山形県将棋駒協同組合
- 電話
- 0236-54-3511