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金刀比羅宮への参道にある大門まで365段の石段が待ち構えている。その石段の上り口の南に歌舞伎専用劇場である金毘羅大芝居(こんぴらおおしばい)、通称、金丸座(かなまるざ)がある。現存するものとしては日本最古の劇場である。
金丸座の創建は天保年間(1830~1843)である。当時は娯楽と呼ばれるものが少なく、金毘羅参りに訪れた人々の多くが金丸座に押し寄せたという。芝居小屋としての大きさも江戸、大阪、京都の大都市にある小屋に匹敵するものであり、東西の名優たちがこぞって金丸座に出演していたことからも、この地がどれだけ賑わっていたかが推測できる。
昭和四五(1970)年国の重要文化財の指定を受け、昭和五一(1976)年に国の多額な補助金を得て復元再興がなされ、現在地に移転、天保時代の姿そのままの姿で金毘羅歌舞伎が上演されている。上演が無い日は内部を見学できる。
金丸座の創建は天保年間(1830~1843)である。当時は娯楽と呼ばれるものが少なく、金毘羅参りに訪れた人々の多くが金丸座に押し寄せたという。芝居小屋としての大きさも江戸、大阪、京都の大都市にある小屋に匹敵するものであり、東西の名優たちがこぞって金丸座に出演していたことからも、この地がどれだけ賑わっていたかが推測できる。
昭和四五(1970)年国の重要文化財の指定を受け、昭和五一(1976)年に国の多額な補助金を得て復元再興がなされ、現在地に移転、天保時代の姿そのままの姿で金毘羅歌舞伎が上演されている。上演が無い日は内部を見学できる。
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