忍び駒 Shinobi-goma
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忍び駒は、岩手県花巻市にて造られる民芸品である。
南部藩の昔から馬の産地として知られる岩手県には、数々の馬玩(馬の郷土玩具)がある。
稲藁を材料にした素朴な裸の馬人形で、美しい布で飾られた花巻地方独特のものである。
忍び駒とは、花巻地方の円万寺・馬頭観世音に古くから伝わる、縁結びや子孫繁栄、五穀豊穣などの祈願の使い駒とされる藁の馬人形の事である。
里人はその祈願に際し、駒を人に見られぬよう深夜密かに観音前に供えて帰り、祈願成就した時はお礼のため先に供えた駒に五色の色布を着せ飾り、再び仏前に供える習わしであった。
昭和41年には、郵政省の記念切手図案として採用されている。
忍び駒は、今でも縁起が良いとして地域の人々に愛されている郷土玩具である。
南部藩の昔から馬の産地として知られる岩手県には、数々の馬玩(馬の郷土玩具)がある。
稲藁を材料にした素朴な裸の馬人形で、美しい布で飾られた花巻地方独特のものである。
忍び駒とは、花巻地方の円万寺・馬頭観世音に古くから伝わる、縁結びや子孫繁栄、五穀豊穣などの祈願の使い駒とされる藁の馬人形の事である。
里人はその祈願に際し、駒を人に見られぬよう深夜密かに観音前に供えて帰り、祈願成就した時はお礼のため先に供えた駒に五色の色布を着せ飾り、再び仏前に供える習わしであった。
昭和41年には、郵政省の記念切手図案として採用されている。
忍び駒は、今でも縁起が良いとして地域の人々に愛されている郷土玩具である。
- 住所
- 025‐0098岩手県花巻市材木町10‐20
- 名前
- 小田島民芸所
- 電話
- 0198-23-4856