信濃国分寺 三重塔 Shinano-kokubun-ji Sanjuu-no-tou
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奈良時代、聖武天皇(しょうむてんのう)によって創建されたとされる「信濃国分寺(しなのこくぶんじ)」は平将門の乱により焼失した。その後再建されたものの戦火で再び焼亡してしまった。現在は万延元(1860)年に竣工された本堂と、室町時代に建立されたといわれる三重塔が残る。塔の残っている国分寺の中で一番古い塔である。
「信濃国分寺三重塔」は日本と中国の建築技術が取り入れられた、珍しい和唐折衷の美しい塔である。
建築は当時の日本様式のもので、軒下などには派手な装飾のない質素な作りになっている一方で、内部には「如意頭文(にょいとうもん)」という珍しい彫刻が施されている。また赤や緑の色彩豊かな絵画が描かれていたり、天井がニ段の組み物で支えられていたりするなど、当時としては珍しい中国の建築様式を垣間見ることができる。
昭和二五(1952)年に国の重要文化財に指定された。
「信濃国分寺三重塔」は日本と中国の建築技術が取り入れられた、珍しい和唐折衷の美しい塔である。
建築は当時の日本様式のもので、軒下などには派手な装飾のない質素な作りになっている一方で、内部には「如意頭文(にょいとうもん)」という珍しい彫刻が施されている。また赤や緑の色彩豊かな絵画が描かれていたり、天井がニ段の組み物で支えられていたりするなど、当時としては珍しい中国の建築様式を垣間見ることができる。
昭和二五(1952)年に国の重要文化財に指定された。
- 住所
- 386-0016 長野県上田市国分寺
- 名前
- 信濃国分寺 三重塔
- HP
- http://www.avis.ne.jp/~kokubunj/