樺細工 Kaba-zaiku
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樺(かば)細工は秋田県仙北市角館町に伝わる木工品で、経済産業大臣指定の伝統工芸品である。
江戸時代中期に佐竹藩藩士、藤村彦六が阿仁(あに)地方の修験者から技術を学んだのが始まりとされる。その後、下級武士の内職として広まり、藩の保護を受けて、参勤交代の際の江戸への土産物として広く知られた。
ヤマザクラ類の樹皮を加工する、世界でも珍しい工芸品。元々は印籠、煙草入れ、根付などが主だったが、現在では茶筒、小箱などの実用品からブローチやタイピンなどのアクセサリーも作られている。
桜の皮を用いながら樺細工と呼ぶのは、昔は樹皮を総じて樺と読んでいたなどの説があるが、明らかではない。桜皮細工と称する場合もある。
桜自体の木目を鮮やかに用いた素朴で美しい工芸品である。
江戸時代中期に佐竹藩藩士、藤村彦六が阿仁(あに)地方の修験者から技術を学んだのが始まりとされる。その後、下級武士の内職として広まり、藩の保護を受けて、参勤交代の際の江戸への土産物として広く知られた。
ヤマザクラ類の樹皮を加工する、世界でも珍しい工芸品。元々は印籠、煙草入れ、根付などが主だったが、現在では茶筒、小箱などの実用品からブローチやタイピンなどのアクセサリーも作られている。
桜の皮を用いながら樺細工と呼ぶのは、昔は樹皮を総じて樺と読んでいたなどの説があるが、明らかではない。桜皮細工と称する場合もある。
桜自体の木目を鮮やかに用いた素朴で美しい工芸品である。
- 住所
- 014-0314 秋田県仙北市角館町岩瀬外の山18 角館町樺細工伝承館
- 名前
- 樺細工
- 電話
- 0187-53-2228