NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/22


新居浜 清滝 Niihama Kiyo-taki 

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 「新日本百景」の一つに選ばれた国領川(こくりょうがわ)上流の約一〇キロにわたる渓谷景勝地「別子(べっし)ライン」。その最終地点近くにあるのが落差六〇mを誇る清滝(きよたき)である。
 「えひめ自然100選」にも選ばれた清滝は「清姫(きよひめ)の滝」とも呼ばれ、入り口には、朱塗りの清姫橋という吊り橋が架設されている。
 休憩所と展望所が整備されているため、変化に富む巨岩や清流が調和したすばらしい景観をゆっくりと楽しむことができる。
 春は谷間の山桜、夏は目にも眩しい新緑、秋は紅葉に彩られる渓谷、冬は滝のしぶきの氷柱、と清滝とともに変化する四季折々の景色を楽しみたい。
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2008/8/19


横吹渓谷 Yokofuki-keikoku 

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 横笛(よこぶき)渓谷は愛媛県宇和島市津島町の篠山県立自然公園の中にあり、岩松川の支流に位置し、全長2キロにわたるきわめて険しい渓谷である。
 渓谷には浸食された20メートル余りの断崖があり、水量も豊かで、雄大な渓谷美が堪能出来る景勝地として有名である。
 周囲はナラヤカシ、ツバキなどに覆われており、水の流れと木漏れ日が織り成す風景は神秘的ともいえる。
 昔、渓谷で笛の上手な若者が、その笛の音に魅了されて現れた美しい女性と恋仲になってしまった。あるとき、若者は、その女性が蛇の化身であることを目撃してしまい、そのために、若者は水の中に引き込まれてしまったという伝説が残っている。
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2008/8/13


五十沢渓谷 Ikazawa-Keikoku 

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 五十沢(いかざわ)渓谷は、新潟県南魚沼市清水瀬に広がる景勝地である。
 しゃくなげ湖(三国川ダム湖)の上流にある約6kmの渓谷で、湖の周りには幾重もの沢が連なるのが特徴とされる。
 日本百名山のひとつである巻機山や、金城山、中ノ岳といった美しい山々に囲まれ、今も豊かな自然を残している山である。
 春の山菜からはじまり、夏の川遊び、秋はきのこ、モミジ、ナナカマド、ブナ、カエデを楽しむことができる。特に秋は、視界が紅葉で埋め尽くされて、圧倒されそうなほどの迫力である。
 登山や釣り、キャンプなどに利用され、多くの人たちに癒しを与えてくれる。近隣には、岩肌を撫でるように流れる美しい「虹の滝」が勇姿を魅せる。
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2008/8/7


香積寺 Koujyaku-ji 

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 紅葉やカタクリの花などが有名な香嵐渓(こうらんけい)の中心にある禅寺で、本尊は聖観世音菩薩である。応永三四(1427)年、この地の豪族であった足助氏一族が滅亡後、菩提を弔うために居館跡に創建された。
 座禅堂は江戸時代後期のものがそのまま現在も使用されている。重々しい鎧を身につけ目を光らせた力強い毘沙門天像は室町時代の永禄二(1559)年の銘が入っており、町指定文化財である。
 江戸時代の寛永一一(1634)年、香積寺一一世の三栄和尚は「美しい自然を、より美しく」との願いをこめて、巴川沿いの参道から香積寺にかけて、楓、杉などを、般若心経を一巻詠むごとに、一本一本植えていった。その後住民の手により植えたとされ、現在の香嵐渓になったとされている。
 毎年紅葉の時期になるとすばらしい景勝地となっている。一一月中は、日没から午後九時まで夜間のライトアップも行われ、幻想的な雰囲気が楽しめる。
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2008/8/1


大覚寺 大沢の池 Daikakuji Oosawano-ike 

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 大覚寺(だいかくじ)は、京都府京都市右京区嵯峨大沢町にある真言宗大覚寺派大本山の寺である。本尊は、不動明王ほか五大明王。
 大沢の池(おおさわのいけ)は、大覚寺の東に位置する、元は離宮嵯峨院の庭池で、周囲約1kmある日本最古の人工の林泉である。
 大同四(809)年、即位した嵯峨天皇は、平安京より離れた葛野の地をこよなく愛し、后との新居として嵯峨院を建立した。
 貞観一八(876)年、嵯峨天皇長女・正子内親王の発願により嵯峨院を寺とし、大覚寺と号した。
 大沢の池は中国の洞庭湖を模して造られたと伝えられており、池中には天神島・菊ケ島と庭湖石がある。池のほとりには茶室・望雲亭(ぼううんてい)、心経宝塔、石仏、名古曽の滝址があり、国の名勝に指定されている。
 毎年仲秋の夜には、龍の頭とアオサギの首を船首に着けた船による観月の夕べが催されている。
 大沢の池は、日本三大名月観賞地としても知られる景勝地である。
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2008/7/23


背戸峨廊 Setogarou 

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 背戸峨廊(せとがろう)は、福島県いわき市小川町に広がる約5kmにわたる渓谷である。夏井川渓谷県立自然公園内にある。
 夏井川支流の江田川下流にあり、夏井川渓谷に属するが、その中でも一際見事な景観を擁する事から郷土出身の詩人・草野心平(くさのしんぺい)が命名した。
 背戸とは隠れた場所、峨廊は美しい岩壁を意味している。
 大小さまざまな滝を持つ美しい渓谷が続き、上流から山伝いに一周できる約8.4kmのハイキングコースが存在している。
 大きくはないが個性的で澄んだ沢や滝、淵が連続し、最後まで飽きることはない。その渓谷美は鹿又川渓谷とともに、ふくしま緑の百景のひとつに選定されている。
 背戸峨廊は、紅葉の季節には、たくさんのハイカーで賑わう、魅力的な景観の景勝地である。
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御宝田遊水池 Gohouden-yuusuichi 

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 御宝田遊水池(ごほうでんゆうすいち)は、長野県安曇野市明科中川手の犀川(さいがわ)河川敷にある人口池である。
 遊水池とは、周りの土地を守る為、洪水時に河川の流水を一時的に氾濫させる、人工的に作られた場所を指す。
 御宝田遊水池では、毎年10月下旬に多くのコハクチョウが越冬の為に飛来している。
 北アルプスにある標高2857mの常念岳を背景に、白鳥の舞う姿が美しく、競って多くの写真家が集う事で知られている。
 多くの白鳥が、昼間は穂高町狐島へ行っている為、昼間ここを訪ねても数える程の白鳥の姿しか見られないが、夕方には雪を戴く常念岳を背景に白鳥が数羽のグループでやってくる。
 御宝田遊水池は、白鳥だけでなく鴨も多く見られる、雪を戴く常念岳との調和が美しい冬の景勝地である。
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2008/7/22


山口 笠山 Yamaguchi Kasayama 

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 山口の笠山(かさやま)は、山口県萩市越ヶ浜にそびえる、標高112.2mの日本一小さい火山である。
 笠山は、火山活動により溶岩が流れて陸とつながった休火山島で、対馬海流の影響で、暖地性植物も多い。萩城の北東にあたり、当時は樹木の伐採などが禁止されたため、自然が残された。
 周囲には溶岩のすき間から海水や風が出入りする池や風穴が多く存在し、暖・寒地性の植物も多く、天然記念物のコウライタチバナの自生地でもある。
 山の姿が市女笠(いちめがさ)に似ている事から、この名になったという。
 山頂には直径約30m、深さ約30mの噴火口があり、日本海に浮かぶ六島や海岸線を一望できる大パノラマが広がる。
 笠山は、日本で一番小さな火山であり、萩随一の景勝地である。
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