NIPPON Kichi - 日本吉

記事数2件: 1~2 件表示          

2008/5/12


葛木御歳神社 Katsuragi-mitoshi-jinja Katsurag-mitoshi Shrine

Jp En

 「葛木御歳神社(かつらぎみとしじんじゃ)」は、奈良県御所市にあり、ご祭神は本社の背後にある御歳山(みとしやま)という美しい山で、金剛山の扇状地に開けた稲田を御守護された、穀物をつかさどる神で知られている。
 朝廷で豊作祈願のためにおこなわれた年頭の祈年祭(としごいのまつり)では、はじめに御歳神の名が読みあげられたという。
 ここの神社は、代々鴨氏が祭りごとをおこなってきた神社のひとつである。御所市にある上鴨社(かみがもしゃ)の高鴨神社(たかかもじんじゃ)、下鴨社(しもがもしゃ)の鴨都波神社(かもつばじんじゃ)とともに、中鴨社(なかがもしゃ)と呼ばれ、「中鴨さん」の愛称で親しまれている。
 現在の朱塗りの本殿は、春日大社から移されたものである。
 ここでは正月三日まで、一年の無病息災を祈願し、御歳神さまからの魂がこもった「御歳魂(おとしだま)」のお餅を授与している。
 正月の鏡餅は御歳神へのお供え物であり、このおさがりのお餅「御歳魂」が「お年玉」のはじまりになったといわれている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/31


ぽち袋 Pochi-bukuro Pochi-bukuro (envelopes for New Year's gift money)

Jp En

 ぽち袋とは正月にお年玉を渡す時に使う袋のこと、お年玉袋の別名。小さなのし袋であり、主に紙製。
 「ぽち」とは関西の方言である「ぽちっと」か関東の方言「これっぽっち」と言われる。「ほんのわずか」という意味であり、花柳界の芸者や芸妓に対して渡す祝儀に対して使われた。
 小額のため、懐紙などに包んでもこぼれるため、袋が使われるようになった。昭和中期頃よりお年玉の袋として使われるようになり、デザインも縁起物などを記したものに変化した。
 現在は子供向けキャラクターなどを描いたものが主流であり、もらう子供たちを喜ばせている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数2件: 1~2 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter