NIPPON Kichi - 日本吉

2006/12/15

川古の大楠 Kawakono-ookusu The Big Camphor Tree in Kawako

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 川古の大楠は、佐賀県武雄市にある全国第3位の楠の巨木である。大楠の中でも、川古のものが一番風格があるとも言われている。古くより日本三大楠の一本として、全国にその名を広く知られた楠の名木である。
 樹齢は3000年と言われ、根回り33メートル、高さ25メートル、幹周り21メートル、枝張りはなんと東西南北27メートルにも達し、国の天然記念物にも指定されている。
 約2000年前には奈良時代の僧侶行基により、生きている樹肌に仏像が彫られるも、この仏像は、この楠の樹勢によりいつしかその姿は消し去られたという。
 3000年間の時を経た威風堂々とした姿を前にすると、その生命力の神秘にただただ圧倒されるばかりである。

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住所
843-0151 佐賀県武雄市若木町川古
名前
川古の大楠




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