焼岳 Yake-dake
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岐阜県と長野県を跨ぐ北アルプスの主稜線上に、硫黄岳(いおうだけ)という別名を持ち、赤茶けた姿が荒々しい印象の焼岳(やけだけ)がある。
標高二四五五mの、北アルプス唯一の活火山である。火山活動のあった頃、山が焼けているように見えたことからその名前が付いたとされている。
記録によると、一.五万年前頃に形成が始まり、千年に四回程度の割合で水蒸気噴火が発生しているという。現在も直径約三〇〇mの山頂火口や山腹から、白い煙が上がっているのが見える。
大正四(1915)年の噴火によって梓川に大量の土石流が流れ込み、一夜にして出来たといわれるのが、焼岳の山裾を映し出す大正池である。枯れた立ち木が林立し、自然の厳しさを物語っている。
平成二(1990)年までは完全に登山規制されていたが、現在は一部のみ立ち入り禁止となっている。
標高二四五五mの、北アルプス唯一の活火山である。火山活動のあった頃、山が焼けているように見えたことからその名前が付いたとされている。
記録によると、一.五万年前頃に形成が始まり、千年に四回程度の割合で水蒸気噴火が発生しているという。現在も直径約三〇〇mの山頂火口や山腹から、白い煙が上がっているのが見える。
大正四(1915)年の噴火によって梓川に大量の土石流が流れ込み、一夜にして出来たといわれるのが、焼岳の山裾を映し出す大正池である。枯れた立ち木が林立し、自然の厳しさを物語っている。
平成二(1990)年までは完全に登山規制されていたが、現在は一部のみ立ち入り禁止となっている。
- 住所
- 岐阜県高山市
- 名前
- 焼岳