白描絵料紙金光明経 Hakubyoueryou-shikon-koumyoukyou
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白描絵料紙金光明経は、『金光明経 (こんこうみょうきょう) 』4巻と『理趣経(りしゅきょう)』1巻の書写と、物語絵からなる。
後白河院の命によって作り始められた白描絵料紙金光明経は、もともと絵巻物として完成するはずだった。しかし、建久三(1192)年三月一三日の後白河法皇の崩御にともない、その制作は中止されるも、当時の「故人ゆかりの紙に経典を書写することで供養ができる」といった考えから、菩提を弔うため、その料紙の上に写経をしたのであった。
白描絵料紙金光明経の完成には、こうした経緯があったため、写経と絵の関係性は特にない。が、その絵の素朴で鮮やかさに心惹かれるものがある。
現在国宝に指定されている。
後白河院の命によって作り始められた白描絵料紙金光明経は、もともと絵巻物として完成するはずだった。しかし、建久三(1192)年三月一三日の後白河法皇の崩御にともない、その制作は中止されるも、当時の「故人ゆかりの紙に経典を書写することで供養ができる」といった考えから、菩提を弔うため、その料紙の上に写経をしたのであった。
白描絵料紙金光明経の完成には、こうした経緯があったため、写経と絵の関係性は特にない。が、その絵の素朴で鮮やかさに心惹かれるものがある。
現在国宝に指定されている。
- 住所
- 605-0931 京都府京都市東山区茶屋町527
- 名前
- 国宝 白描絵料紙金光明経 (京都国立博物館所蔵)
- 電話
- 075-525-2473
- HP
- http://www.kyohaku.go.jp/