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2007/12/10


碁石山 浪切不動明王 Goishizan Namikiri-fudoumyouou 

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 碁石山(ごいしざん)は、香川県小豆郡小豆島町の岩窟内にある真言宗の寺である。小豆島八十八ヶ所霊場第3番札所とされる。
 開基は不詳で、伝説では行基菩薩によって開かれたと言われる。
 安永三(1774)年、下野国の人である一翁道夢居士が、この岩窟内で念仏を唱えながら入定したとされ、岩窟内には、祈願の為の宝篋印塔(ほうきょういんとう)がある。
 浪切不動明王(なみきりふどうみょうおう)は、この碁石山に安置されている本尊である。
 海難事故を防ぐ不動明王としてはるか昔より、漁師や海運関係者に広く信仰され、多くの危難を防いだと言われ、弘法大師も止錫したと伝えられる。
 1番札所の洞雲山、3番札所奥の院の隼山とともに、験者が修行した道場とされている。
 碁石山の浪切不動明王は、地元の人たちから浪切さんと呼ばれて親しまれている不動明王像である。
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2007/1/12


白銀堂 Hakugindou Hakugin-dou

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 白銀堂は、海神が祀られている御願所(ウガンジュ)である。旧正月などには、1年の航海安全と豊漁を祈願する人々でにぎわう。
 漁師のまち・糸満を代表する祭り「糸満ハーレー」では、祭祀がおこなわれる。
 白銀堂には「イジヌイジラー ティヒキ ティヌイジラー イジヒキ」(意地が出たら手を引け、手が出たら意地を引け)という有名な教訓・地名説話が伝えられている。
白銀堂という名前の由来は、返済金として集めた銀貨を洞窟に埋めたことからである。別名「よりあげ御嶽」とも呼ばれ、親しまれている。
 周辺は糸満市街地に近い場所だが、約200年前は全て海で、今でも漁師町にふさわしく漁の安全を守る神として君臨している。
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