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山麓から湧き出る名水に恵まれた越中八尾は、江戸時代の元禄年間から良質の和紙作りが盛んであった。「八尾和紙」と呼ばれるその和紙は、丈夫で腰があるため、主に「富山の薬売り」の膏薬紙、袋紙、包装紙などに用いられたという。現在でも財布や手提げ袋などの加工品として使われている。
「桂樹舎」は、この八尾和紙の伝統を守る製造所のひとつ。和紙展示館の「和紙文庫」を併設している。日本に限らず世界の紙を、「工芸品」という視点で選んだ品々に重点を置く和紙展示館だ。
館内は4室に分かれ、紀元前1000年のパピルスをはじめ、紙の発展過程を紹介するとともに、日本の古写経から、江戸期以降に発達した和紙を材料とした加工品の生活必需品を数々展示している。
隣接の製造工房では、和紙の製造工程の見学や紙漉き体験もできる。
「桂樹舎」は、この八尾和紙の伝統を守る製造所のひとつ。和紙展示館の「和紙文庫」を併設している。日本に限らず世界の紙を、「工芸品」という視点で選んだ品々に重点を置く和紙展示館だ。
館内は4室に分かれ、紀元前1000年のパピルスをはじめ、紙の発展過程を紹介するとともに、日本の古写経から、江戸期以降に発達した和紙を材料とした加工品の生活必需品を数々展示している。
隣接の製造工房では、和紙の製造工程の見学や紙漉き体験もできる。
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