二曲城 Futoge-jou
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鳥越城と共に、加賀一向一揆の拠点となった二曲城(ふとうげじょう)は、大日川を挟んで鳥越城の対岸にある、やや低い山の尾根に築かれた山城である。築城については定かではないが、一説によると永禄一三(1570年)頃、豪族二曲右京進(ふとうげうきょうのしん)が築城したといわれている。
本願寺より派遣された鈴木出羽守(すずきでわのかみ)が鳥越城を築いた後は支城として鳥越城を補佐し、天正八(1580)年一一月に織田軍に対し落城するまで抵抗した。
規模はやや小さいが、登山道入り口には虎口の土塁、頂上には平削地があり、鳥越城を背後から見守る砦の役目をしていた面影が今も残されている。
麓には親水公園が広がり、登山道はよく整備されている。近くには歴史館があり、一向一揆の歴史などがわかりやすく伝えられている。
本願寺より派遣された鈴木出羽守(すずきでわのかみ)が鳥越城を築いた後は支城として鳥越城を補佐し、天正八(1580)年一一月に織田軍に対し落城するまで抵抗した。
規模はやや小さいが、登山道入り口には虎口の土塁、頂上には平削地があり、鳥越城を背後から見守る砦の役目をしていた面影が今も残されている。
麓には親水公園が広がり、登山道はよく整備されている。近くには歴史館があり、一向一揆の歴史などがわかりやすく伝えられている。
- 住所
- 924-0000 石川県白山市二曲町
- 名前
- 二曲城