NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/22


新居浜市 銚子の滝 Niihama-shi Cyoushi-no-taki 

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 新居浜市南西部、大生院地区を流れる渦井川(うずいがわ)沿いの道を上流に向かい、途中林道を曲がると滝に通じる渓谷道の入口に出る。その滝は滝口が凹型になっていて、銚子の形に似ていることから「銚子の滝」と名づけられたという。
 付近には山吹(やまぶき)が多く自生しているため「山吹谷」と呼ばれる。この渓谷の遊歩道を登り、「銚子橋」と呼ばれる吊橋を渡ると銚子の滝に到着する。
 落差約三〇mの銚子の滝は、年間を通じて豊かな水量を保ち、滝壷にはあふれんばかりの水が貯えられているため、霧状の水しぶきが豪快に上がる。特に夏場は涼しくて爽快な気分を味わえる。初夏には色鮮やかな渓谷となり、ハイキングに最適である。
 昭和五三(1978)年四月六日に新浜市の名勝に指定されている。
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2007/11/1


静岡 霊山寺 Sizuoka Reizan-ji Shizuoka Reizanji Temple

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 霊山寺は、静岡県静岡市清水区にある古儀真言宗の寺である。本尊は千手観音立像とされる。
 天平勝宝元(749)年、行基により開山されたと伝わる。
 山腹に建つ仁王門と寺は東側の山中にあり、正慶年間(1332〜34)に、現在地に移転した。
 三十三曲と呼ばれる山道の先にある仁王門は、室町末期の建立とされ、県内でも最古の建築であり、国の重要文化財となっている。
 駿河七観音の一寺として古くから信仰され、本堂には行基の自作という千手観音が納められている。
 桜の咲く時期は、参道に咲く桜がとても美しく、大内から霊山寺を経て一本松公園まで登れるハイキングコースもある。
 霊山寺は、地元では「大内の観音さん」と呼ばれ、今も親しまれている寺院である。
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2007/10/12


大台ヶ原 Oodaigahara Odaigahara Plateau

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 奈良県上北山村にある大台ケ原(おおだいがはら)。年間降雨量5000ミリという世界有数の雨水量を誇り、湿潤な気象条件が屋久島とならぶ原生林を生み出している。
 モスフォーレストと呼ばれる苔むす林や、壮大で水量豊かな渓流、滝などがあり、自然の造形の神秘を感じさせてくれる。未開の原生林は、野生動植物の宝庫となっており、野生のカモシカ、日本鹿や珍しい植物の四季の姿を観察することができる。運がよければ、散策途中で愛らしい鹿の群れと出会える可能性も。
 散策するなら、約9キロの「東大台ハイキングコース」がおすすめだ。千メートルの大絶壁、「大蛇嵓(だいじゃぐら)」からは360度の大パノラマが開け、大峰山系を一望できる。「正木が原」にあるトウヒ林は、日本の南限群林として有名。コースでは、コマドリをはじめ野鳥のさえずりも楽しめる。
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2007/9/11


宮城 旭山 Miyagi Asahi-yama 

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 旭山(あさひやま)は、宮城県の北部、北上川と鳴瀬川の間に広がる仙北平野のほぼ中央に位置する、標高174mの丘陵である。
 豊かな水田地帯に囲まれた、ゆったりとした大地の膨らみは、全山が芝生に覆われており、奈良にある若草山にも似た山容を呈している。
 宮城県内でも有数の桜の名所として知られており、シーズンになれば、ソメイヨシノやヤマザクラ、ツツジなどが咲き乱れ、訪れる人々を楽しませてくれる。
 山頂まではおおよそ800mの登山道も整備されており、ハイキングにも最適な山である。
 天気のいい日には、山頂から遠く太平洋や松島を一望することもでき、金華山島や栗駒山、船形連峰、蔵王連峰などの雄大なパノラマを余すところなく堪能することもできるだろう。
 近くには宮城県十七寺にも数えられる名刹箱泉寺や京都清水寺と同じ様式で建設された観音堂も見られ、散策にももってこいの場所である。
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2007/9/6


旭山観音堂 Asahi-yama-kannon-dou 

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 宮城県石巻市の県立自然公園旭山に旭山観音堂(あさひやまかんのんどう)がある。
 駐車場には「霊峰旭山」と書かれた鳥居があり、整備された山道を10分ぐらい歩くと、中腹の断崖上に建てられた観音堂にたどり着く。観音堂は京都の清水観音堂の様式をもつ堂である。
 このあたりは桜の名所であり、春には付近一帯が、ソメイヨシノ、山桜で覆われる。また、紅葉の風景も素晴らしく、毎年多くの人々がハイキングなどに訪れる。
 山頂には朝日山計仙麻神社(あさひけせまじんじゃ)があり、松島、金華山島、栗駒山、船形連峰、蔵王連峰などが遠望できる。
 この付近は、武田勢と上杉勢による、第二回川中島の戦いとなった場所でもある。
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2007/8/20


六所山 Rokusho-san Mt. Rokushosan

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 六所山(ろくしょさん)は、愛知県豊田市坂上町にある標高611mの山である。三河霊山の一つとされる。
 周囲は六所山原生林になっており、二抱え以上もある杉の大木が何本も立ち、高位相の針葉樹をはじめ、中位相に常緑広葉樹、落葉樹が繁る。
 六所山は泰澄大師(たいちょうだいし)が開山したという越知山の別山で、越知山が栄えていた頃は石仏を配置した参道があったとされる。
 里山の雰囲気を存分に感じさせる山で、麓には豊田市総合野外センターがあり、キャンプ場などが整備され、ハイキングコースや市民の憩いの場として親しまれている。また、徳川家康の先祖の地・松平郷も近くにある。
 六所山は、家族で気軽にピクニックを楽しむことが出来る、誰でも容易に登れる身近な山である。
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2007/8/15


法体の滝 Hottai-no-taki 

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 法体の滝は秋田県由利本荘市鳥海町に位置する滝である。
 子吉川の源流部に位置し、鳥海山の雪解け水が集まり作られた瀑布。三段になっている滝は、一の滝、二の滝、三の滝と呼ばれ、流長約100m、落差約57m、滝壺は3000平方mの広さを誇る。
 法体とは僧を指し、滝の流れが上部からハの字状の形状を持つことから僧衣になぞらえたものと言われている。
 一の滝、二の滝には多くの甌穴(おうけつ)が存在しており、滝と共に県の天然記念物に指定され、学術上でも注目されている。甌穴とは、浅い谷川の水蝕により、川底の岩盤に生じる穴のこと。
 近隣には法体園地が作られ、ハイキングやキャンプに訪れる観光客で賑わう名勝の地である。
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2007/8/10


愛媛 松葉城跡 Ehime Matsuba-jo-ato 

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 愛媛の松葉城跡(まつばじょうあと)は、愛媛県西予市宇和町下松葉にある史跡である。
 築城年代や築城者については定かでないが、嘉禎二(1236)年、宇和地方は西園寺公経(さいおんじきんつね)の荘園となり、西園寺氏が松葉城の前身となる岩瀬城に入城したのは、永和二(1376)年であったといわれる。
 松葉城は、後に黒瀬城に居城を移すまで約170年間、西園寺氏の居城として栄えた。
 肱川上流・宇和盆地の標高400mの山中に位置し、現在は山頂に巨大な岩盤が残るのみで、城の南は15mの岩盤の絶壁であり、北部斜面も深い谷となっている。
 城跡までの登山道も良く整備されており、子供づれでハイキングを楽しむ市民も多い。 
 愛媛の松葉城跡は、宇和町では知らない人はいない城跡である。
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