襟裳岬 Erimo-misaki Erimo Cape
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目の前は太平洋。左右には水平線が限りなく続く。
北海道日高山脈の南端に位置する襟裳(えりも)岬の断崖からの景色だ。岬から沖2キロメートルにわたって岩礁が続く。
日本一、風が強いところといわれる。海では、寒流と暖流がぶつかり、その温度差で霧が発生しやすい。冬には極寒となる。
ここには400頭ものゼニガタアザラシが過酷な自然環境に適応し生息、日本有数の繁殖地になっている。全身に「銭」(穴のあいたお金)の模様があることから、ゼニガタアザラシの名が付いた。
またこの極寒を耐え抜く生命力を持った、ハクサンチドリと呼ばれる高山植物が、短い春には花を咲かせ、人々に癒しをもたらせてくれる。
海中ではコンブがゆらゆらと生育し、魚類たちに産卵の場所を与え、共存する。
厳しい自然環境こそが、限られた生き物の絶好の生育の拠り所となる。日高山脈襟裳国定公園。
北海道日高山脈の南端に位置する襟裳(えりも)岬の断崖からの景色だ。岬から沖2キロメートルにわたって岩礁が続く。
日本一、風が強いところといわれる。海では、寒流と暖流がぶつかり、その温度差で霧が発生しやすい。冬には極寒となる。
ここには400頭ものゼニガタアザラシが過酷な自然環境に適応し生息、日本有数の繁殖地になっている。全身に「銭」(穴のあいたお金)の模様があることから、ゼニガタアザラシの名が付いた。
またこの極寒を耐え抜く生命力を持った、ハクサンチドリと呼ばれる高山植物が、短い春には花を咲かせ、人々に癒しをもたらせてくれる。
海中ではコンブがゆらゆらと生育し、魚類たちに産卵の場所を与え、共存する。
厳しい自然環境こそが、限られた生き物の絶好の生育の拠り所となる。日高山脈襟裳国定公園。
- 住所
- 058-0342 北海道幌泉郡えりも町えりも岬
- 名前
- 襟裳岬
- HP
- http://www.nhk.or.jp/sawayaka/erimomisaki.html