熊崎聡 Kumazaki Satoshi
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岐阜県、飛騨高山地方に伝わる伝統工芸品、飛騨春慶の伝統工芸士。1995(平成七年)労働大臣表彰を受賞。
飛騨春慶は江戸時代初期、高山の大工の棟梁、高橋喜左衛門がサワラの木目の美しさに目をつけ盆を作り、これに塗師、成田三右衛門が透き漆の塗りを施して、領主に献上したのが始まりとされる。
茶道の名器である加藤四郎左衛門景正の作「飛春慶」の柄に似ていることから「飛騨春慶」と命名され、数多くの作品が作られたという。塗師である氏は、漆器店に勤め、周囲の職人の技を見て独学で技を身につけた。
木目と漆だけ。職人の技量が問われるが、氏はどのような作品も見事に作りこなす。
後進の育成にも力をいれ、息子の信行氏を始め何人もの弟子を育て、伝統の技術を今に伝えている。
飛騨春慶は江戸時代初期、高山の大工の棟梁、高橋喜左衛門がサワラの木目の美しさに目をつけ盆を作り、これに塗師、成田三右衛門が透き漆の塗りを施して、領主に献上したのが始まりとされる。
茶道の名器である加藤四郎左衛門景正の作「飛春慶」の柄に似ていることから「飛騨春慶」と命名され、数多くの作品が作られたという。塗師である氏は、漆器店に勤め、周囲の職人の技を見て独学で技を身につけた。
木目と漆だけ。職人の技量が問われるが、氏はどのような作品も見事に作りこなす。
後進の育成にも力をいれ、息子の信行氏を始め何人もの弟子を育て、伝統の技術を今に伝えている。
- 住所
- 506-0057 岐阜県高山市匠ヶ丘町1-51
- 名前
- 熊崎聡
- 電話
- 0577-34-2716