NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/5/15


ゆかた地アロハシャツ YukatagiArohashatsu Wagara-Yukataji Aloha Shirts

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 「KANTARO、S 勘太郎商店」が開発、デザイン、販売する、国産高級ゆかた生地を使用したアロハシャツ。店主の藤井毅さんの命名だ。和のテイストとハイカラさが幸せな形で融合しているばかりでなくねそのディテールは手抜きがない。
 ゆかたとして市販されている生地の幅が40センチ程度なので、背布にはぎがほどこされ、動きやすく、また涼しくなるよう背タック(2ヶ所)がとられている。ボタンは天然素材、主に竹製のものを使用。胸囲、胴囲、袖幅、袖付はゆったり。袖は袖山ではぎ、ステッチを入れてある。
 販売するまで、試作品をいろんな体型の人に着てもらい、試行錯誤を繰り返したという。「少々お腹の出た方でも前が上がって見えないように工夫し、ポケット柄は合わせてあります」と、藤井さんが解説するように、スタイルをカバーする心憎い配慮も気が利いている。
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2007/5/10


漆リング Urushi-ring Urushi-ring

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 素材と日本の職人の技にこだわるデザイナー坂雅子が挑んだ、新たな境地。その試みが結晶したのが、日本伝統工芸のモダニズムが味わえるこの「漆リング」だ。シンプルなデザインでありながら奥は深い。
 アクリルを下地としたリングの、小さな面積に漆を塗るには、職人の高度な技術が求められる。さらに色や素材感を表現することは容易ではない。試行錯誤を重ねた結果、アクリルと漆、それぞれの分野の職人が丁寧に仕上げたものを合体し、漆とアクリルが互いを引き立て合うオリジナリティーの高い作品が完成した。使い込むほどに、艶や色が変化する様子を楽しめる一品である。
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2007/2/19


和歌 短歌 Waka Tanka Waka Tanka Poetry

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 和歌は日本に伝わる詩歌の形、大和歌(やまとうた)、三十一文字(みそひともじ)とも言われる。
 短歌は和歌の一形態。万葉集の初期には既に確立しており、平安時代にはそれまで詠われていた長唄や旋頭歌が廃れ、和歌は短歌を指す言葉ともなった。
 五、七、五、七、七の五句、三十一文字を原則として、それ以外の規約は無い。内容は詠み手の自由であり、生活、人生、自然など事象のあらゆることを詠んで構わない。
 特定の言葉の前に置く語句を定めた枕詞や、同音で二重の意味を取らせる掛詞など様々な技法があり、表現の幅を広げている。
 現代も語句を変えながら、読まれ続けている自由な歌である。
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日本の美意識。

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