円座石 Warouda-ishi
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円座石(わろうだいし)は熊野古道、大雲取越えの終着点、熊野川町小口手前に位置する巨石である。
大雲取越えは全長16キロの西国三十三所観音巡礼の参道であり、熊野川町小口から1キロほど戻った場所に安置された苔むした巨石が円座石である。
円座とは円形の座布団のことであり、この石の上で熊野三山の神々が座して談笑し、茶を楽しんだという伝説に由来する。
表面には3文字の梵字が刻まれ、それぞれが熊野三山の阿弥陀如来、薬師如来、千手観音を指す。
峻厳な参道の難所で、参拝する人々を見守り続けた緑の巨石は、往古より変わることの無い姿で今も佇んでいる。
大雲取越えは全長16キロの西国三十三所観音巡礼の参道であり、熊野川町小口から1キロほど戻った場所に安置された苔むした巨石が円座石である。
円座とは円形の座布団のことであり、この石の上で熊野三山の神々が座して談笑し、茶を楽しんだという伝説に由来する。
表面には3文字の梵字が刻まれ、それぞれが熊野三山の阿弥陀如来、薬師如来、千手観音を指す。
峻厳な参道の難所で、参拝する人々を見守り続けた緑の巨石は、往古より変わることの無い姿で今も佇んでいる。
- 住所
- 647-1206 和歌山県新宮市熊野川町西
- 名前
- 円座石