NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/6/13


くろくまの滝 Kurokuma-no-taki Kurokuma Falls

Jp En

 くろくまの滝(くろくまのたき)は、青森県西津軽郡鰺ヶ沢町にある、幅が15m、落差85mの滝である。日本の滝百選に選ばれている。
 世界遺産の白神山地を源とする赤石川支流にあり、県内屈指の規模を誇っている。
 熊が立ち上がった姿に見える事が、名前の由来といわれている。
 周囲はブナの原生林に囲まれ癒し効果も高く、滝の近くの駐車場まで車で行く事ができる。
 豊かな水量が流れ落ちる様は豪快であり、新緑時や紅葉時は絶景となる。大自然を肌で感じたい人には、特にお薦めのスポットとなっている。
 滝は滝ノ沢を経て珍しい金鮎や幻の魚イトウのいる赤石川に合流する。
 くろくまの滝は、荘厳で豪壮な、迫力ある滝である。
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2007/2/6


大分 円形分水 Ooita Enkei-bunsui 

Jp

 大野川の支流の大谷川から熊本県内で取水し、延長13キロメートルの水路によって竹田市の180ヘクタールの耕地を潤す音無井路は1898年に竣工している。
 この井路をめぐりたびたび水争いが起きた為、1934年に「12号分水」と呼ばれる円形の分水施設が竣工された。当時旧宮砥地区内部で水不足で争いが生じ、その対策として耕地面積に応じて3地区に比例分水出来る様にしたのがこの施設。大谷川取水□から2キロメートルに亘るトンネル水路を通った水がサイホン方式で、円形の中央から沸き上がる。円形は二重で、内外を仕切る壁には等間隔に小窓が設けられ、中央に湧き上がった水は小窓を通って外側の円形溝に流れ込む。
 外側の円形溝は仕切りで3分配しており、小窓の数や小窓に設けられた蓋、仕切り板の高さにより分水量が調整される。現在は石造りからコンクリート造りに改修され、水利争いを合理的に解決した施設として近代化遺産に評価されている。
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