NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/9/8


師崎 左義長まつり Morozaki Sagichou-matsuri 

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 師崎(もろざき)の左義長(さぎちょう)まつりは、愛知県知多郡南知多町師崎にて毎年1月第4日曜日に行われている祭りである。
 左義長とは、小正月に行われる火祭りの行事で、どんど、どんど焼きとも言われる。
 室町時代から続くといわれる伝統行事で、和紙でできた大漁祈願旗や干支の亥(いのしし)、鯛の絵文字を描いた、高さ10m、幅3mの大幟を立てる。それらを、「セーノ」の掛け声で、正月飾りやお札などとともに焼き尽くし、大漁祈願や家内安全・無病息災を願う。
 師崎海岸の数ケ所で順次に、身を切るように冷たい最寒気の中で行われる、炎と若者の裸群の乱舞はまさに勇壮そのもの。
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2007/6/28


滋賀 左義長まつり Shiga Sagichou-matsuri 

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 左義長(さぎちょう)まつりとは、毎年三月中旬の土・日曜に日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)で行われる火祭のこと。
 藁(わら)束を高さ3m程の三角錐に組んで山車の胴体とし、その上に青竹を組み、赤紙を中心として様々な飾りを付けたものを左義長という。その中心にはその年の干支にちなんだ造り物を付け、頭の上には「火のぼり」という御弊が付けられる。
 土曜の午後、高さ6mにもなる左義長10数基が神社を出発。揃いの踊り半纏を着て赤い下駄を履き、化粧をした若者たちが拍子木を持ち、「チョウヤレ!」の掛け声も勇ましく町内を渡御する。
 翌日曜日の午後には、朝から各町内を練り歩いた左義長が、互いにぶつかり合う勇壮な「けんか」が繰り広げられ、夜になると神社の境内で順次奉火されて祭りは終わる。
 元々は鎮護国家、五穀豊穣を祈る祭りとして旧正月に行なわれていたものが、豊臣秀次の八幡城築城を機に、氏神八幡宮の祭礼として定着し、三月に行われるようになったと云われている。
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2007/5/18


今尾の左義長 Imao-no-sagicho Imao-no-sagicho

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 「今尾の左義長(いまおのさぎちょう)」は、毎年二月一一日に秋葉神社で行われる。旧年の神札や新年用の門松、しめ縄を焼き、日(火)の神を迎え、大地を暖め万物の成育を祈る行事で、別名「どんど」とも呼ばれる。県の重要無形民俗文化財に指定されている。
 各氏子組が枝や葉が付いたままの青竹を鼓型にして、直径2m、高さ6m、重さ2tの青竹神輿を作る。当日は、化粧をした若衆連が長襦袢に白足袋姿で町内を練り歩き、神輿に火が点けられる。
 轟々と炎の上がる神輿を担いだまま、若者達が町を駆け巡り乱舞する荘厳なこの火祭りでは、燃え残りの青竹は火難や雷除けのお守りになり、残り火で焼いた餅は病魔除けになると言い伝えられている。
 城下町今尾に、今なお400年の伝統が受け継がれていることを垣間見せてくれる祭りである。
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