華厳五十五所絵巻 Kegon-gojuugosyo-emaki
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華厳五十五所絵巻(けごんごじゅうごしょえまき)は、奈良県奈良市雑司町の東大寺(とうだいじ)が所有する絵巻物である。国宝に指定されている。
現在、東大寺に37段分、藤田美術館に10段分、その他計54段分が存在している。
大乗仏教の経典のひとつである「華厳経」の「入法界品」に説かれる、のべ55人の聖者を訪ね、最後に普賢菩薩の所で悟りを開いたという、菩薩行の理想者・善財童子(ぜんざいどうじ)の求法の旅を描いた、縦28・6cm、横42・8cmの絵巻である。
軽快な描線と上品な彩色が特徴で、合掌している童子の姿は非常に可憐で、清澄な画風はひたむきな童子の旅を主題とした内容ともよく調和している。
華厳五十五所絵巻は、平安時代に制作された貴重な絵巻物である。
現在、東大寺に37段分、藤田美術館に10段分、その他計54段分が存在している。
大乗仏教の経典のひとつである「華厳経」の「入法界品」に説かれる、のべ55人の聖者を訪ね、最後に普賢菩薩の所で悟りを開いたという、菩薩行の理想者・善財童子(ぜんざいどうじ)の求法の旅を描いた、縦28・6cm、横42・8cmの絵巻である。
軽快な描線と上品な彩色が特徴で、合掌している童子の姿は非常に可憐で、清澄な画風はひたむきな童子の旅を主題とした内容ともよく調和している。
華厳五十五所絵巻は、平安時代に制作された貴重な絵巻物である。
- 住所
- 630-8587 奈良県奈良市雑司町406-1
- 名前
- 東大寺
- 電話
- 0742-22-5511
- HP
- http://www.todaiji.or.jp/