寺田屋 Teradaya
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京都伏見の旅籠(はたご)、寺田屋。
伏見は京と大坂を結ぶ要所であり、西国の大名や武士たちは、船で大坂に着き、淀川を三十石船で伏見まで辿ったのち京や江戸へ向かうのが一般的なルートであった。ここ寺田屋は伏見の薩摩藩邸にも近く、薩摩藩の下級藩士の定宿の旅籠であったが、そんなことから、幕末維新の「寺田屋事件」や「坂本龍馬襲撃事件」の舞台となったのである。
明治以降の戦禍もくぐりぬけ、いまも当時の建物の姿を残し、旅籠として宿泊もできる。
表には「寺田屋」と書かれた提灯がさがり、坂本竜馬が気に入っていた部屋は「坂本龍馬の部屋」として公開され、龍馬が所有の鉄砲や刀、そして肖像画が展示されている。もちろん、襲撃事件の折に付いた「刀傷」や龍馬が撃った「弾痕の跡」なども柱に残っている。
京都の時間感覚はスパンが長い。ここでは、明治維新もついこないだのようである。
伏見は京と大坂を結ぶ要所であり、西国の大名や武士たちは、船で大坂に着き、淀川を三十石船で伏見まで辿ったのち京や江戸へ向かうのが一般的なルートであった。ここ寺田屋は伏見の薩摩藩邸にも近く、薩摩藩の下級藩士の定宿の旅籠であったが、そんなことから、幕末維新の「寺田屋事件」や「坂本龍馬襲撃事件」の舞台となったのである。
明治以降の戦禍もくぐりぬけ、いまも当時の建物の姿を残し、旅籠として宿泊もできる。
表には「寺田屋」と書かれた提灯がさがり、坂本竜馬が気に入っていた部屋は「坂本龍馬の部屋」として公開され、龍馬が所有の鉄砲や刀、そして肖像画が展示されている。もちろん、襲撃事件の折に付いた「刀傷」や龍馬が撃った「弾痕の跡」なども柱に残っている。
京都の時間感覚はスパンが長い。ここでは、明治維新もついこないだのようである。
- 住所
- 612-8045 京都府京都市伏見区南浜町263
- 名前
- 寺田屋
- 電話
- 075-622-0243