北山の火振り Kitayama-no-hi-furi
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北山の火振り(きたやまのひふり)は、北山地区に伝わるお盆行事で、毎年八月一五日に行われる。平成一〇(1998)年に町の無形民俗文化財に指定された。
昔、北山殿と梅木殿の戦があり、敗れた北山殿の霊を慰めるために精霊を送り、無念仏を供養するためにはじめられた送り盆の行事である。
長さおよそ七~八メートルの孟宗竹の先端に薪を束ねたものを数十本つくり、巨大な松明にする。そして一本の竹に火をつけ、二~三人が大きな弧を描くように炎を振り回す。ひとつの竹が燃えるとまた次の竹を燃やして一度に六本もの松明を振りまわす。夜空に火の粉を振りまく姿は勇壮で、とても幻想的である。
昔、北山殿と梅木殿の戦があり、敗れた北山殿の霊を慰めるために精霊を送り、無念仏を供養するためにはじめられた送り盆の行事である。
長さおよそ七~八メートルの孟宗竹の先端に薪を束ねたものを数十本つくり、巨大な松明にする。そして一本の竹に火をつけ、二~三人が大きな弧を描くように炎を振り回す。ひとつの竹が燃えるとまた次の竹を燃やして一度に六本もの松明を振りまわす。夜空に火の粉を振りまく姿は勇壮で、とても幻想的である。
- 住所
- 899-2311 鹿児島県日置市東市来町養母
- 名前
- 北山自治会
- 電話
- 099-274-2111