NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/2/6


竹 Take 

Jp

 「竹(たけ)」はイネ科・タケ亜科に属する植物で、小型の「笹」に対して大型のものを言う。
 温暖で湿潤な気候や熱帯地域に多く生育していて、日本だけでも150以上もしくは600以上の種類があると言われている。これは学説の違いによるもので、どちらにしても竹の種類は数多いという事だ。その中でも代表的なものは、真竹(まだけ)や孟宗竹(もうそうちく)、淡竹(はちく)などで、日本各地で多く植栽されている。
 竹の成長はとても早く、1日で1m以上も伸びる事もある。その青々とまっすぐ伸びる様から、神事では榊(さかき)と共に清浄な植物の一つとされる。地鎮祭などで四隅に立てられる忌竹(いみだけ)や門松などに用いられるのもその為である。
 繊維質で弾力に富み細工が容易なその性質から、建材をはじめ簾(すだれ)や楽器、茶道具に至るまで様々なものに用いられ、古来から重宝されている。
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2007/4/26


地鎮祭 Jichin-sai 

Jp

 地鎮祭は土木、建築工事などの起工の際に、その土地の神を鎮め、土地を利用されることの許しを得、工事の安全と家の無事を祈る神道の儀式である。土祭り、地祭り、地祝いなどとも言われる。
 準備として、整地された敷地の四方に斎竹(いみだけ)を立て、注連縄を廻らして祭壇を作り、神饌(しんせん)である米、塩と海、山、畑の幸を供える。
 場を清めた後、神職による御祓いを行い、地鎮の儀として土地に鍬(くわ)が入れられ、玉串(たまぐし)を神棚に奉じて終了する。
 地方により供えるものや儀式の詳細は異なるが、安全を祈願して土地に宿る神に許しを得る点は同じであり、神を身近に感じる日本に伝わる、古きよき伝統でもある。
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