NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/10/23


帆布竹刀袋 Hanpu-shinai-fukuro 

Jp

 この帆布竹刀袋は、国産の8号帆布と天然皮革で創ったフリーサイズの2本入竹刀袋である。
 帆布は厚手の綿織物で、帆船の帆やテントなど、様々な用途で使用されている。張りがあり丈夫で、天然素材のため、風を良く通し中の物が蒸れない。
 使っているうちに柔らかくなり、馴染むと味が出てくるのが特徴で、時間が経つに連れて新品の時とは違った風合いになる。
 32や34など短い竹刀の場合、上部を折り曲げて固定する、小学生から大人まで使える竹刀袋で、素早く開閉できるマジックテープ式は便利であり、ファスナーをスッと開ければ誰でもスムーズに竹刀を取り出せる。
 鍔・鍔止めは上部ポケットに収納されており、背負い紐は長さを無段階調節できる。木刀の持ち運びにも便利な革ベルトと足元ポケット付。
 帆布竹刀袋は、丈夫で使うほどに味の出る、便利な竹刀袋である。
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2008/4/11


剣道 Kendou 

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 剣道(けんどう)とは剣術の竹刀稽古を競技化した武道である。
 平安時代(794~1185)の中頃に日本刀が出現し、室町幕府以降には、剣術の高度化が進み洗練された刀法が確立されていったとされる。
 江戸幕府以後、剣術は人を殺傷技術から武士としての技芸や精神鍛錬の目的が強くなり、竹刀稽古が盛んになった。大正八(1919)年、剣術から「剣道」と改名され、庶民にも広まっていった。
 選手の服装は剣道着と袴(はかま)を基本とし、防具として垂れ・胴・面・小手の剣道具を着用する。試合場では一辺9~11メートルの正方形ないし長方形の中で二人が向き合い、竹刀で防具の決められた箇所を打ち、技とする。
 一切の無駄を省いた姿・形の美は、現在にいたるまで老若男女を問わず人気の武道であり、昭和四五(1970)年に、国際剣道連盟が結成された事で、世界各地でも浸透しつつある。
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2007/11/29


日向剣道防具 Hyuuga-kendou-bougu 

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 日向剣道防具(ひゅうがけんどうぼうぐ)は宮崎県が誇る伝統工芸品の一つである。
 剣道防具の詳細は面、胴、甲手(こて)、垂(たれ)である。江戸時代中期に日向でも製造されるようになった。
 このことは剣道にも変化を与え、それまで「型」中心の稽古であったのが、以後は「竹刀打ち」の稽古へと変わっていった。
 日向剣道防具はすべてが手造りであり、多くの手の込んだ作業が必要である、また、同時に高い耐久性と優れた機能性が常に要求され、特に面作りと甲手作りには細心の心と高度な熟練の技が必要とされている。現在では日向剣道防具は伝統工芸としても国内だけでなく海外からも高い評価を得ている。
 現在でも日向剣道防具は全国一の出荷量を誇っている。
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