讃岐一刀彫 Sanuki-ittoubori
|
香川県にある琴平町で受け継がれる伝統工芸品。
その歴史は天保八(1837)年に遡る。
旭社二層入母屋造りの建立時に、全国から腕自慢の宮大工が集まった。その時、宮大工たちが休憩のときに、木切れを使って鑿(のみ)の腕を競ったのが始まりとされる。
素材には松や楠の木を使う。温暖な気候のこの地では、樹木がよく育ち、木目が美しい、一刀彫に最も適した材である。
「ノミ」の刀痕をそのまま仕上げに生かす技法は、この地独特の特徴である。
昭和になるまでは、顔や頭の部分だけを彫っていたが、その後全体の像を彫るようになった。
現在の製品としては、「七福神」や達磨(だるま)などが中心で、能面や各種置物なども作られている。いずれも手作りの暖かさが感じられるものとなっている。
その歴史は天保八(1837)年に遡る。
旭社二層入母屋造りの建立時に、全国から腕自慢の宮大工が集まった。その時、宮大工たちが休憩のときに、木切れを使って鑿(のみ)の腕を競ったのが始まりとされる。
素材には松や楠の木を使う。温暖な気候のこの地では、樹木がよく育ち、木目が美しい、一刀彫に最も適した材である。
「ノミ」の刀痕をそのまま仕上げに生かす技法は、この地独特の特徴である。
昭和になるまでは、顔や頭の部分だけを彫っていたが、その後全体の像を彫るようになった。
現在の製品としては、「七福神」や達磨(だるま)などが中心で、能面や各種置物なども作られている。いずれも手作りの暖かさが感じられるものとなっている。
- 住所
- 766-0000香川県仲多度郡琴平町
- 名前
- 一刀彫協力会
- 電話
- 0877-75-3477