早川尚古齋(人間国宝) Hayakawa Shoukosai(Ningen-kokuhou)
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国の重要無形文化財に指定されている「竹工芸(ちくこうげい)」。木や竹を加工して創り出す精巧な細工で、森林資源に恵まれていた日本ならではの伝承技である。
この竹工芸の人間国宝に認定されているのが五世・早川尚古齋(はやかわしょうこさい)氏だ。昭和七(1932)年生まれの早川氏は、父である四世・早川尚古齋に師事し、竹工芸を修行。編組技法や染色技法を習得し、昭和五二(1977)年、五世・早川尚古齋を襲名した。平成十五(2003)年、71歳のときに人間国宝に認定される。
竹工芸は、細く割ったひごを編組(あみくみ)して造形する編組物や、円筒形のままの竹を用いる丸竹物などに分けられるが、早川尚古齋氏が得意とするのは、編組の技法。直線的な美しさと弾力性を生かした重厚感のある花器や茶道具を編み出している。
氏の繊細な仕事と大胆な意匠は奥深く、近年では欧米のコレクターも魅了しているという。
この竹工芸の人間国宝に認定されているのが五世・早川尚古齋(はやかわしょうこさい)氏だ。昭和七(1932)年生まれの早川氏は、父である四世・早川尚古齋に師事し、竹工芸を修行。編組技法や染色技法を習得し、昭和五二(1977)年、五世・早川尚古齋を襲名した。平成十五(2003)年、71歳のときに人間国宝に認定される。
竹工芸は、細く割ったひごを編組(あみくみ)して造形する編組物や、円筒形のままの竹を用いる丸竹物などに分けられるが、早川尚古齋氏が得意とするのは、編組の技法。直線的な美しさと弾力性を生かした重厚感のある花器や茶道具を編み出している。
氏の繊細な仕事と大胆な意匠は奥深く、近年では欧米のコレクターも魅了しているという。
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- 早川尚古齋(人間国宝)