NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/6


彦太郎池と久住連山 Hikotaro-ike-to-Kuju-renzan 

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 大分の宝と言われる「彦太郎池」は、天気が良く波が立っていない時には、湖面に「久住山」がきれいに映し出されて、合わせ鏡の様に水面に映り込む。また森林コースと高原コースの二つのトレッキングが出来、自然の散歩道をゆったりと楽しめる。
 九州の屋根と言われる「くじゅう連山」。「九重」と「久住」という字で、ごっちゃになりやすいが、「久住山」を主峰とした山々全体を「九重連山」と言う。阿蘇よりの玖珠に、九重(ここのえ)という地名があるので、1986年に名称が変更された時、阿蘇くじゅう国立公園の「くじゅう」はひらがなにされたという。
 山開きの行われる6月の上旬頃、高山植物として知られる「ミヤマキリシマ」が、絨毯を敷き詰めたように山一面をピンク色に染める。花期は5月下旬〜6月中旬と短命だけに、この時期は多くの登山者で賑わう。秋は紅葉が美しい。
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坊ガツル Bogatsuru 

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 「坊ガツル」の「坊」は、お坊さんの「坊」。天台宗法華院の聖地として、江戸時代から修験僧が入り込んで賑わった事から、「坊」の名が付いた。そして「ツル」は山間の平坦地を言う。大分県の西部に位置する九重連山の三俣山、中岳、大船山、平治岳などに囲まれた山峡の盆地で、山麓湧水地に形成された中間湿原である。
 ヌマガヤ〜ヒメミズゴケ群落、ヌマガヤ〜ヌマクロボスゲ群落、ヤチカワズスゲ群落等が成立しており、ツクシフロウをはじめとした希少な植物の生育が確認されている。
「坊ガツル」は、南国的伸びやかさと九州男児を思わせる力強さと桃源郷の甘さを漂わせている。
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2007/1/30


鶴見岳 Tsurumi-dake Mt Tsurumi

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 大分県別府市の西方に位置する標高1375メートルの休火山。阿蘇くじゅう国立公園、くじゅう火山群に連なる。
 頂上からは眼下に温泉街、遠方は国東半島、四国まで見渡すことが出来る。
 春は桜やミヤマキリシマ、夏は新緑、秋の紅葉、九州地方では珍しい冬の樹氷と、四季折々に姿を変える。
 別府高原駅から山頂付近までロープウェイが敷設されており、一般客も気軽に登ることが出来る。
 海抜0メートルから山頂までのタイムを競う「べっぷ鶴見岳一気登山大会」、1月に山頂で行なわれる「鶴見岳大寒がまん大会」などのイベントも多く、市民や観光客を楽しませている。
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2007/1/26


九酔渓 Kyuusui-kei Kyusui Ravine

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 九酔渓は大分県玖珠郡九重町にある景勝地である。
 玖珠川と鳴子川の合流地点にあり、飯田高原の落差を利用して流れ落ちる。高低差は約200mに上るV字谷で、斜面一面をモミ、ツガ、カエデなどの落葉樹が覆い尽くす。
 九州地方有数の紅葉の名所としても知られるほか、滝が多いことでも有名である。中でも震動の滝は日本の滝100選にも選定された名瀑である。
 広義ではこの一帯を鳴子渓谷と呼び、その中の一つとして扱われることもある。飯田高原も含め、一帯は阿蘇くじゅう国立公園に含まれるため観光客が多いが、通称「十三曲がり」と呼ばれるほど曲折した道路が多いため、シーズンでの渋滞は避けられない。
 九酔渓には、他にも天狗滝や断崖絶壁があり、まさに絶景の地であるといえる。
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