NIPPON Kichi - 日本吉

2007/3/2

紀州漆器 Kisyuu-sikki 

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 紀州漆器は、会津塗(福島県)山中塗・輪島塗(石川県)などと共に全国3大漆器産地の一つ。
 室町時代紀州の木地師によって渋地椀が作られたのが始まりといわれている。加えて、現在の那賀郡岩出町にある根来寺で、僧侶達が寺用の膳・椀・盆・厨子などの什器を自ら作ったことも紀州漆器の起源の一つといえる。
 室町から戦国時代に現在の滋賀県付近の木地師の集団がこの地に住みつき、豊富な紀州ヒノキを木地に、木の椀の製造を始めた。それが椀の木地に渋下地を施す渋地椀の製造につながった。
 昭和に入り、天道塗、錦光塗、シルク塗などの変り塗が考案され、紀州漆器の特長を一段と発揮している。
 昭和24年重要漆工業団地として国より指定をうけ、さらに昭和53年2月通商産業省より伝統工芸品に指定される。

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住所
642-0001 和歌山県海南市船尾222
名前
紀州漆器協同組合
電話
0734-82-0322
HP
http://www.chuokai-wakayama.or.jp/sikki-k/




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