NIPPON Kichi - 日本吉

2006/12/18

無名異 伊藤赤水(人間国宝) Mumyoi Itou Sekisui(Ningen-kokuhou) Mumyoui Sekisui Itou

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 昭和一六(1941)年佐渡生まれ。江戸後期より200年近くもの間、焼き継がれている佐渡固有の焼き物、「無明異焼(むみょういやき)」。その伝統を守り続けてきた開祖、赤水窯の五代目である。「無明異」とは、佐渡金山の鉱脈近くから産出される、非常にきめ細かい赤褐色の粘土で、古くから薬剤としても珍重されてきた。
 五代目伊藤赤水は、伝統の世界に安住せず、海外でも高く評価される技法を発展させた。 その作品を支えるのは、窯変・練上の二大技法。日本伝統工芸展で高松宮記念賞、日本陶芸展で秩父宮賜杯を獲得。
 平成一五(2003)年、人間国宝に認定、同時に無名異焼が重要無形文化財に指定された。米国国立スミソニアン博物館、英国国立ビクトリア・アンド・アルバート美術館などへも招待出品している。

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住所
952-1557 新潟県佐渡市相川一町目1
名前
伊藤赤水
電話
0259-74-2127




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