宝ヶ池公園は、京都府京都市左京区にある公園である。
　宝ヶ池は江戸時代に作られた農業用の貯水池であった。池の周囲を整備し、四季折々の自然や野鳥、水鳥などを住まわせる美しい公園として生まれ変わったのが現在の宝ヶ池公園である。園内にはボートに乗って回遊できる池があり、池の周りにはゆったりと歩くことのできる歩道があり、地元市民たちの憩いの場となっている。また隣接して「運動公園」や遊具などで遊べる「こどもの楽園」がある。この公園のもうひとつの大きな役割は「国立京都国際会館」の景観としての役目である。日本で初の国立会議場で、「地球温暖化防止京都会議」が行われた場所でもある。国際会館から見る「宝ヶ池公園」は日本の自然公園としてその洗練された美しさを誇る安らぎの場所となっている。