NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/5/7


青葉神社 Aoba-Jinja 

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 青葉神社は、宮城県仙台市青葉区にある神社である。祭神は、武振彦命(伊達政宗)である。
 もともと仙台藩の青葉城内に勅額(ちょくがく)を賜った社殿があったのを、明治七(1874)年、この地に遷座したのが創建である。
 現在ある石の間造り(権現造り)の社殿は、大正一一(1922)年、改築に着手し、昭和二(1927)年、完成したものである。
 池の中の島には政宗の臣下を祀り、本殿内には夫人を祀った愛姫(めごひめ)神社がある。
 藩政時代に仙台城内で使用され、創建時に奉納された「時の太鼓」が、今も午前6時(冬季は7時)に打ち鳴らされる。
 春の大祭は、政宗の命日に当たる5月24、25日に、例祭は、政宗が権中納言に任ぜられた日の十月九、十日に行われる。
 青葉神社は、伊達政宗の御霊を祀る厳かな神社である。
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高知 金剛福寺 Kouchi Kongoufukuji Kongofukuji Temple

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 四国霊場
 第38番札所。
 弘仁年間、弘法大師はこの地を行脚して千手観世音を感得した。この足摺岬は四国の最南端に位置することから観世音の理想世界の地として朝廷へ奏聞し、嵯峨天皇より「補陀洛東門」の勅額を賜った。その後、弘仁十三年、伽藍を建立し、千手観世音を安置する。
 仁王門に掲げられた扁額(へんがく)は嵯峨天皇の直筆である。
 37番岩本寺からの距離は約88km。遍路の中でも最長距離である。土佐の京都といわれる中村より四万十川を渡り、伊豆田峠を越え下ノ加江より以布利へ、ここから土佐清水を経て海沿いに窪津、稲荷崎、足摺岬へ。岬の突端に近づくと急激に海へ迫り、アコウや天然のツバキ林を抜ければ、12万平方メートルの広大な境内に本堂をはじめ諸堂が点在する。
 平安時代後期には観音道場として信仰を集め、和泉式部が建てた逆修塔もある。
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2007/3/1


村松虚空蔵尊 Muramatsu-kokuzouson Muramatsu-san Kokuzo-do

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 平城天皇の勅額により、平安初期大同2(807)年、弘法大師によって創建された。
 平安末期より、約500年の間、領主佐竹氏の保護を受け、近世には徳川家康公より朱印五十石を寄進され、光圀公の庇護のもと朱印寺として栄えてきた。
 本道の奥には村松大神宮があり、大神宮は桓武天皇の時代、伊勢神宮の御分霊を奉斎したと伝えられている。
 古くから13才の男女がここに参拝し災難を払い、1代の開運を祈る「十三詣り」で有名である。
 現在は真言宗豊山派に属し、伊勢の朝熊虚空蔵尊、会津の柳津虚空蔵尊とともに日本三体のひとつとして、厄払い・出世開運を祈願する多くの参拝者が訪れとぃる。
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2007/2/12


海龍王寺 Kairyuuou-ji 

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 奈良県奈良市にある海龍王寺は、
731年、光明皇后が平城宮の東北(鬼門)の方角を守るため、開基したのが始りとされている。
 僧侶玄肪が帰船中、暴風雨に襲われ、命からがら唐から帰国。5千巻余の経典を持ち帰り日本の仏学に大きく貢献した。その後は、遣唐使たちの渡航の無事を願って、渡航安全祈願を営むようになる。法華寺の東北隅にあったことから、隅寺とも呼ばる。
 境内にある西金堂(重要文化財)には、高さ4メートルの国宝の五重小塔がある。細部の様式が薬師寺のものと似ており、当時の建築を知る貴重な手がかりとなっている。
 また、本堂には寺門勅額(重要文化財)、鎌倉時代に造立されたとされる十一面観音立像、文殊菩薩立像(いずれも重要文化財)が安置されている。
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