NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/12


丹沢山 Tanzawa-san Mt. Tanzawa

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 丹沢山(たんざわさん)は、神奈川県相模原市と愛甲郡清川村、足柄上郡山北町の境界にそびえる標高1567mの山である。丹沢大山国定公園に属し、丹沢山地の丹沢主脈とされる。
 日本百名山に選定されているが、その理由として、百名山の一つに丹沢山を取りあげたのは個々の峰ではなく、丹沢山地全体としての立派さからである、とされている。
 丹沢山の名前は、明治時代の陸地測量で、ここへ一等三角点を置いた時、仮称として丹沢山の名前を用いたのが定着したという。
 春にはヤマザクラ・ミツバツツジ・ヤマツツジ・シロヤシオが咲き乱れ、初夏にはガクウツギ・ヤマボウシ・コバイケイソウ・ヤマユリ・ハギ、そして秋には見事な紅葉に包まれる。
 丹沢山は、首都圏からも近く、四季を通じて多くの登山者で賑わう山である。
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2007/9/14


宮崎 舞鶴公園桜まつり Miyazaki Maizuru-kouen-sakura-matsuri Maizuru Park Cherry Festival in Miyazaki

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 高鍋町の舞鶴公園は高鍋城跡に整備された公園で、平安期の面影が堀に残る歴史のある名所である。高鍋城はその地形が鶴が羽を羽ばたかせる姿に似ていることから舞鶴城とも呼ばれたという。
 「舞鶴城址桜まつり」とも呼ばれる「舞鶴公園桜まつり(まいづるこうえんさくらまつり)」は毎年三月下旬から四月上旬にかけて行われる。
 園内には昭和二五年に植栽された約一〇〇〇本のヤマザクラやソメイヨシノが毎年見事な花を咲かせている。またツツジも約二〇〇〇本植えられており、桜の美しさに彩を与えている。期間中、夜にはライトアップされ、夜桜が楽しめる。
 祭りの期間中、園内ではスポーツ大会、物産展、スケッチ大会、演芸大会、お茶会、「舞鶴灯籠」の点灯などたくさんのイベントが開催されるため、たくさんの人で賑わう。
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2007/9/11


宮城 旭山 Miyagi Asahi-yama 

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 旭山(あさひやま)は、宮城県の北部、北上川と鳴瀬川の間に広がる仙北平野のほぼ中央に位置する、標高174mの丘陵である。
 豊かな水田地帯に囲まれた、ゆったりとした大地の膨らみは、全山が芝生に覆われており、奈良にある若草山にも似た山容を呈している。
 宮城県内でも有数の桜の名所として知られており、シーズンになれば、ソメイヨシノやヤマザクラ、ツツジなどが咲き乱れ、訪れる人々を楽しませてくれる。
 山頂まではおおよそ800mの登山道も整備されており、ハイキングにも最適な山である。
 天気のいい日には、山頂から遠く太平洋や松島を一望することもでき、金華山島や栗駒山、船形連峰、蔵王連峰などの雄大なパノラマを余すところなく堪能することもできるだろう。
 近くには宮城県十七寺にも数えられる名刹箱泉寺や京都清水寺と同じ様式で建設された観音堂も見られ、散策にももってこいの場所である。
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2007/6/28


上国寺 Joukoku-ji 

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 上国寺(じょうこくじ)は、北海道最古の建立と言われる古刹。
 寺伝によると、室町時代の嘉吉三(1443)年に真言宗の僧、秀延が創立したと伝えられている。現在は浄土宗の寺である。
 国の重要文化財に指定されている本堂は桃山時代の建築様式を今に伝える貴重な遺構。
 本堂の内陣天井に支輪に宝暦八(1758)年の墨書があり、細部の様式などからもこの頃の建立であると考えられているが、その建築年代は上限を永禄年間(1558~1570)に、下限を寛永年間(1624~1644)に見ることができるそうだ。
 境内には北海道の代表的なサクラ、エゾヤマザクラが植えられており、見ごろの5月頃には花見がてら訪れる参詣客で賑う。
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2007/6/20


美笛の滝 Bifue-no-taki 

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 美笛(びふえ)の滝は、北海道・支笏湖に流れ込む千歳川の支流、モンルウン美笛川にある段瀑である。
 地元でもあまり知られていなかった滝だが、近年やっと国道沿いに看板が立ったほどの、手付かずの自然の残る「秘境」である。
 支笏湖から国道276号線を大滝方向へ向かい、美笛トンネルを過ぎてさらに進むと千歳鉱山跡地が見える。ここが美笛の滝の入り口である。ここから林道を1キロほど登り、徒歩約20分で美笛の滝に着く。
 落差は約50m。階段状の岩肌に白糸のように水が流れ落ちる様は迫力があり美しい。春にはヤマザクラ、秋は紅葉、冬は雪景色。山里に訪れる四季の風情は見事である。特に冬に氷結する美笛の滝は素晴らしく、白く静止する滝、青い空、白い雪、岩肌と、静謐で幻想的な世界が眼前に広がる。
 美笛の滝は、これからも守り抜かなければならない自然を抱く、「やすらぎ」の場所である。
 
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2007/6/19


光照寺 Koushou-ji Koshoji Temple

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 光照寺(こうしょうじ)は、北海道浦河郡浦河町常盤町にある曹洞宗の寺である。本尊は、釈迦牟尼如来。
 明治一五(1882)年、開融禅が地方巡教中に、この地の信徒と協議し、堂宇を建立したのが始まりとされる。
 明治四一(1908)年、浜町に住む大工の仕事場から出た火が市街の八割を焼き尽くした。現在までの浦河に於ける最大の火災となったこの時、光照寺は避難場所の一つとして貢献した。
 昭和二七(1952)年、十勝沖地震により破損したため、堂宇を改修し、また、三十三番観音石像も破損したために本堂側に移して安置した。
 境内には見事な藤の老木があり、古い歴史を誇る美しい庭園が素晴らしい景観を作っている。
 光照寺は、5月にはエゾヤマザクラが満開となる、人々に親しまれている寺である。
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庶野の桜 Shoya-no-sakura Cherry Blossoms in Shoya

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 庶野の桜(しょやのさくら)は、北海道幌泉郡えりも町庶野にて見られる桜の群落の事である。北海道観光地百選に選ばれている。
 庶野市街地の高台にある庶野さくら公園には、周辺も含めると約3000本ほどの天然の桜があり、5月の花のシーズンには訪れる人々の目を楽しませてくれる。
 別名をオオヤマザクラというエゾヤマザクラが主体で、葉は大型で花の色は紅色が濃いのが特徴とされる。
 中でも、夫婦桜は太い幹にからみつく3本の幹が上部に行くと1本となり、幹の凹部に根を下ろし花をつけた子桜が見られる事からこの名が付いた見事な桜の木で、扇を広げたような姿から扇桜とも呼ばれ、親しまれている。
 庶野の桜は、北海道でもサクラの美しい場所の一つとして広く知られている、名所である。
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2007/4/10


樺細工 Kaba-zaiku 

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 樺(かば)細工は秋田県仙北市角館町に伝わる木工品で、経済産業大臣指定の伝統工芸品である。
 江戸時代中期に佐竹藩藩士、藤村彦六が阿仁(あに)地方の修験者から技術を学んだのが始まりとされる。その後、下級武士の内職として広まり、藩の保護を受けて、参勤交代の際の江戸への土産物として広く知られた。
 ヤマザクラ類の樹皮を加工する、世界でも珍しい工芸品。元々は印籠、煙草入れ、根付などが主だったが、現在では茶筒、小箱などの実用品からブローチやタイピンなどのアクセサリーも作られている。
 桜の皮を用いながら樺細工と呼ぶのは、昔は樹皮を総じて樺と読んでいたなどの説があるが、明らかではない。桜皮細工と称する場合もある。
 桜自体の木目を鮮やかに用いた素朴で美しい工芸品である。
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