上川崎和紙 Kamikawasaki-washi Kami-Kawasaki Washi Paper
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上川崎和紙(かみかわさきわし)は、福島県二本松市上川崎に伝わる伝統工芸品である。県の重要無形文化財に指定されている。
今から千年以上前、平安の中期、冷泉天皇(967~969)の頃に始められたと言われており、平安時代には「みちのくの紙」として上流社会で珍重され、紫式部や清少納言たちに愛された「まゆみがみ」はここで漉かれたていたとも言われている。
江戸時代には、二本松藩、丹羽藩主が産業振興の立場から紙漉きを許可制にして奨励し、今日の手すき和紙の基礎が築かれた。
この時代には、既に原料には地元・上川崎で栽培した楮と、とろろ葵を主としており、江戸時代寛政年間の書物、紙漉重宝記によると、その製法・技術は現在とほぼ変わっていない。
上川崎和紙は、伝統の技を受け継いだ歴史ある和紙である。
今から千年以上前、平安の中期、冷泉天皇(967~969)の頃に始められたと言われており、平安時代には「みちのくの紙」として上流社会で珍重され、紫式部や清少納言たちに愛された「まゆみがみ」はここで漉かれたていたとも言われている。
江戸時代には、二本松藩、丹羽藩主が産業振興の立場から紙漉きを許可制にして奨励し、今日の手すき和紙の基礎が築かれた。
この時代には、既に原料には地元・上川崎で栽培した楮と、とろろ葵を主としており、江戸時代寛政年間の書物、紙漉重宝記によると、その製法・技術は現在とほぼ変わっていない。
上川崎和紙は、伝統の技を受け継いだ歴史ある和紙である。
- 住所
- 969-1512 福島県二本松市上川崎
- 名前
- 上川崎和紙