同心屋敷 Doushin-yashiki
|
同心屋敷は、藩政時代、南部藩主の警備にあたるため、花巻同心組が住んでいた曲り家式(平面がL字形をし、突出部が広い厩となっている構造)の建物を移転・復元したもの。同心とは、武家を守るために組織された下級兵卒の組合のことである。
花巻同心は当初、花巻城の東、馬場口御門下に住んでいたが、延宝八(1680)年に向御組町に移された。同心屋敷は、当時約180メートルの道を挟んで東西15軒ずつ30軒並んで建っていたという。
これを昭和五四年に花巻市が買い取り、桜町の宮沢賢治詩碑前に移築・復元した。間取りは間口5間、奥行き3間に曲り屋を増築した構造となっている。江戸時代の典型的な同心屋敷として、花巻市の有形文化財に指定されている。
花巻同心は当初、花巻城の東、馬場口御門下に住んでいたが、延宝八(1680)年に向御組町に移された。同心屋敷は、当時約180メートルの道を挟んで東西15軒ずつ30軒並んで建っていたという。
これを昭和五四年に花巻市が買い取り、桜町の宮沢賢治詩碑前に移築・復元した。間取りは間口5間、奥行き3間に曲り屋を増築した構造となっている。江戸時代の典型的な同心屋敷として、花巻市の有形文化財に指定されている。
- 住所
- 025-0084 岩手県花巻市桜町4
- 名前
- 同心屋敷