花巻人形 Hanamaki-ningyou
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花巻人形(はなまきにんぎょう)は、岩手県花巻市の伝統的な民芸品で、粘土で作られる土人形だ。 宮城県の堤人形と石川県の相良人形と並び、東北三大土人形のひとつにも数えられている。
その興りは、京都の伏見人形や仙台の堤人形の製作技法を伝習した花巻鍛治町の人形師が、享保年間(1716~1735)から作りはじめたといわれている。
節句に飾る内裏びなをはじめ、恵比寿様や大黒様などの縁起物から金太郎、山姥といった風俗物など多彩に製作されている。また、どの人形も花巻の名にふさわしく梅や桜、牡丹など春の花々が描かれ、素焼きの下地に胡粉を塗って背面は白いままで表面だけを彩色したり、人形を振ったときに音がするよう、中に小石や砂を入れるなどの特徴を持っている。
その製作は昭和三十年代を最後に一時絶えてしまっていたが、昭和四九(1974)年に復活し、今に至っている。
個性豊かな形や鮮やかな色彩、柔和な表情で、今も多くの人々に愛されている郷土民芸である。
その興りは、京都の伏見人形や仙台の堤人形の製作技法を伝習した花巻鍛治町の人形師が、享保年間(1716~1735)から作りはじめたといわれている。
節句に飾る内裏びなをはじめ、恵比寿様や大黒様などの縁起物から金太郎、山姥といった風俗物など多彩に製作されている。また、どの人形も花巻の名にふさわしく梅や桜、牡丹など春の花々が描かれ、素焼きの下地に胡粉を塗って背面は白いままで表面だけを彩色したり、人形を振ったときに音がするよう、中に小石や砂を入れるなどの特徴を持っている。
その製作は昭和三十年代を最後に一時絶えてしまっていたが、昭和四九(1974)年に復活し、今に至っている。
個性豊かな形や鮮やかな色彩、柔和な表情で、今も多くの人々に愛されている郷土民芸である。
- 住所
- 025-0084 岩手県花巻市桜町
- 名前
- 花巻人形