鳥越城 Torigoe-jou
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西側に大日川、東側に手取川が流れる、標高三一二mの見晴らしの良い鳥越山。その山頂にある鳥越城(とりこえじょう)は、天文年間(1532~1554)に鈴木出羽守(すずきでわのかみ)が加賀一向一揆の軍事拠点とするために築いたといわれる。
ここを拠点に、白山山麓に幾つもの砦を築いて織田軍の侵攻に備えたが、天正八(1580)年落城した。その後も一門衆は激しく抵抗したが、二年後に完全降伏したという。
枡形の本丸虎口には石垣が積まれ、趣のある高麗門と櫓門が再現されている。土塁に囲まれた本丸を中心に南北に曲輪が配置され、南側には二の丸、三の丸がある。本丸と二の丸は防備を固めるために掘られた、深い堀切があり歴史を物語る。
国の史跡として各所の整備や復元がされており、見応えのある山城である。
ここを拠点に、白山山麓に幾つもの砦を築いて織田軍の侵攻に備えたが、天正八(1580)年落城した。その後も一門衆は激しく抵抗したが、二年後に完全降伏したという。
枡形の本丸虎口には石垣が積まれ、趣のある高麗門と櫓門が再現されている。土塁に囲まれた本丸を中心に南北に曲輪が配置され、南側には二の丸、三の丸がある。本丸と二の丸は防備を固めるために掘られた、深い堀切があり歴史を物語る。
国の史跡として各所の整備や復元がされており、見応えのある山城である。
- 住所
- 920-2361 石川県白山市三坂町
- 名前
- 鳥越城