能面 小獅子 Noumen Kojishi Noh Mask Ko-jishi
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小獅子(こじし)は能で鬼神をあらわす面の一つで、空想上の聖獣「獅子」を表現、特に子供の獅子を表している。猛獣としての獅子ではなく、妖精的な意味につかわれた。
古くは中国からの伝来である獅子舞が田楽・猿楽と取り入れられたのち、能楽の獅子として確立された。
その表情は力強さを感じる造形となっており、面全体に金色を使い、目じりをつり上げ上目を向いているが、これは俊敏さ表し若獅子が獲物を狙う表情とされる。親として使われる大獅子面とくらべ、血気盛んな印象が強い。
また、小獅子面が歯を食い縛っているような表情に似ていることから顰(しかみ)が使われることもある。
古くは中国からの伝来である獅子舞が田楽・猿楽と取り入れられたのち、能楽の獅子として確立された。
その表情は力強さを感じる造形となっており、面全体に金色を使い、目じりをつり上げ上目を向いているが、これは俊敏さ表し若獅子が獲物を狙う表情とされる。親として使われる大獅子面とくらべ、血気盛んな印象が強い。
また、小獅子面が歯を食い縛っているような表情に似ていることから顰(しかみ)が使われることもある。
- 名前
- 能面 小獅子