NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/6


えぼし岩 Eboshi-iwa Eboshi Rock

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 えぼし岩(烏帽子岩)は、神奈川県茅ヶ崎海岸にある岩である。
 えぼし岩とは、茅ヶ崎海岸沖合1.2kmにある、大小30数個の小島が集まった姥島(うばしま)の、中央に突き出た高さ15mの岩である。
 えぼし岩の誕生は、300〜600万年前といわれている。周辺の地層は茅ヶ崎最古のもので、海底に堆積した地層が隆起したものといわれる。
 えぼし岩付近は昔から絶好の漁場で、江戸時代には伊豆の漁師と地元小和田の漁師との間で漁場争いが起こったりもした。
 昔のえぼし岩は現在のものより先端部分がより烏帽子らしく、西へ長く尾を引いていたが、戦後、米軍の射撃訓練の標的にされ、その先端部分は消失してしまった。
 えぼし岩は、今でも湘南の人々に愛される、茅ヶ崎のシンボルである。
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2007/1/25


鷲羽山 Washu-zan Mt Washu

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 岡山県倉敷市下津井田ノ浦にある鷲羽山(わしゅうざん)。児島半島最南端付近に位置する。
 山名は、北東側から遠望すると、鷲が翼を広げた姿に見えることに由来していると言われる。児島の俳人、難波天童が「島ひとつみやげにほしい鷲羽山」と詠んだほどで、ここは瀬戸内海の多島美と瀬戸大橋の展望で有名である。夜には瀬戸大橋がライトアップされ、見ごたえのある夜景が望める。視界の良い日には、展望台から対岸の四国の山々も見渡せるという。
 鷲羽山は昭和九(1934)年に、瀬戸内海国立公園として指定され、さらに2004年に、瀬戸内海国立公園特別地域に指定された。
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2007/1/23


英虞湾 Agowan Ago Bay

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 英虞湾(あごわん)は、三重県志摩半島南部の湾である。
 志摩半島で一番大きな入海で、美しいリアス式海岸の特徴をもち、賢島をはじめ無数に浮かぶ大小さまざまの島影が印象深い。
 真珠の養殖で有名であり、昭和初期には真珠湾と呼ばれていた。英虞湾は世界で最初に真円真珠を発明した海であり、「英虞湾は真珠の故郷」とも言われている。
 「あご」と言う呼び方は天武天皇の時代に遡る。古くから多くの人が暮らしており、石器時代の石器に使われた石は遠く信州から運ばれてきた物で、この時代から遠い地方との交流があったことが伺える。
 英虞湾は、日本の歴史の始まりから登場する由緒ある海であり、真珠の筏が浮かぶ光景は、この地方独特の風物詩として訪れる者の目を楽しませてくれる。
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