供養田植 Kuyoutaue
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広島県神石(じんせき)郡神石高原町下豊松では、昔から様々な神事が盛んだった。なかでも牛馬の神様、「大仙(だいせん)様」は人々の篤い信仰の対象となっていた。戦後間もないころまで、牛は農耕の「トラクター」の働きをしたり、材木や俵物など重い貨物の運搬用として、人々にとって大切な存在だったのである。
下豊松の「供養田植え」は、「大仙供養田植え」とも呼ばれ、この大仙様をお迎えして、牛馬の供養と五穀豊穣を祈る盛大な祭り。
祭りは代掻き牛と「早乙女さん」と呼ばれる女衆が花宿に集まることから始まる。まず「大仙様」をお羽車に乗せて田に入り、早乙女さんの手踊りが続く。そして牛が供養棚の下をくぐりながら神の清めを受けて代を掻き(田植えができるように田んぼを掻き回す)、大太鼓の音に合わせて早乙女さんが田植えを行い、祭りはクライマックスを迎える。
「供養田植え」は昭和四一年に県の無形民族文化財に指定された。
下豊松の「供養田植え」は、「大仙供養田植え」とも呼ばれ、この大仙様をお迎えして、牛馬の供養と五穀豊穣を祈る盛大な祭り。
祭りは代掻き牛と「早乙女さん」と呼ばれる女衆が花宿に集まることから始まる。まず「大仙様」をお羽車に乗せて田に入り、早乙女さんの手踊りが続く。そして牛が供養棚の下をくぐりながら神の清めを受けて代を掻き(田植えができるように田んぼを掻き回す)、大太鼓の音に合わせて早乙女さんが田植えを行い、祭りはクライマックスを迎える。
「供養田植え」は昭和四一年に県の無形民族文化財に指定された。
- 住所
- 720-1704 広島県神石郡神石高原町下豊松741番地
- 名前
- 供養田植
- 電話
- 08478-4-2188