虎の尾桜 Tora-no-o-zakura
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三重塔で知られている法用寺の観音堂前にあるサトザクラは、808年に植えられたと伝えられている。花の中から花弁が突き出した珍種で、古い親の木が枯れても、根元からひこばえが生じ、親に代わって成長する性質がある為、現在の木はその何代目かに当たると考えられている。名前の由来は、東側に低く張り出た三幹の樹幹が、虎の横たわる姿に見立てた説と、重弁になる花からおしべが弁化して細く立つ旗弁の形を虎の尾と見立てた説がある。
「石部桜」、「杉の糸桜」、「大鹿桜」、「薄墨桜」などの会津五桜の一つで、5〜10枚の細い花弁を持ち、淡い紅色なのだが、終わりに近づくにつれてその紅色が濃くなってゆく。
「石部桜」、「杉の糸桜」、「大鹿桜」、「薄墨桜」などの会津五桜の一つで、5〜10枚の細い花弁を持ち、淡い紅色なのだが、終わりに近づくにつれてその紅色が濃くなってゆく。
- 住所
- 969-6274 福島県大沼郡会津美里町雀林
- 名前
- 虎の尾桜