NIPPON Kichi - 日本吉

2007/3/29

浄法寺塗 Joubouji-nuri 

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 浄法寺塗は岩手県二戸市浄法寺町に伝わる漆器である。
 神亀五(728)年、聖武天皇の勅命により行基が開山した天台寺で、僧たちの什器として作られたのが始まりとされる。
 江戸時代には藩の貴重な財政源の一つとして生産が行なわれ、藩主への献上品としても使われたが、多くは庶民のための実用品として作られて、全国に送られた。
 二戸市は良質な漆の産地であり、現在も全国の60%の生産量を占めており、漆器の生産地としても知られる。
 高い強度と上質の色合いが特徴で、実用性の高さから全国で人気が高い。色は使い込むほどに渋みを増す、漆器ならではの魅力がある。

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住所
岩手県二戸市浄法寺町
名前
浄法寺塗




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